2007年4月16日月曜日

…続々)当たり前のことを当たり前にすること

2007/4/16
…続々)当たり前のことを当たり前にすること

先週からの続きです。このお話も一週だけのつもりが
3週にわたって書くことになりました。

生保の未払いなど、当たり前のことが当たり前に
されていないことが増えているように思います。
このような話を聞くと防止策といった特別なことをしなくても、
ひとりひとりが単純に当たり前のことをキチンとしていれば
ずいぶん世の中はよくなる気がします。

そして、その気持ちをひろげるためにわたしたちが
まずできることは、その当たり前のしている人たちを
"ほめる"ということだと思います。
相手がしてくれたことに感謝しつつほめる…
これも人間としてあたりまえの行動です。

例えば住民票を発行してくれる役所の窓口、
スーパーのレジ、駅を清掃している人…
意識して周りを見回してみれば当たり前のことを
黙々とこなす人々がたくさんいることと、その人達の
おかげで社会が成り立っているのだということに
気がつくはずです。

当たり前のことが当たり前にこなしている人たちの存在を
感じること、そして“ほめる”ことを意識して
行動してみませんか。

2007年4月10日火曜日

…続)当たり前のことを当たり前にすること

2007/4/10
…続)当たり前のことを当たり前にすること

能登半島地震から2週間がたち、建物の被害状況の様子が
建築業界の中でも詳細に伝えられるようになりました。
そのなかでひとつ気になったのが、倒壊した木造家屋の
中には耐震補強金物を取り付けたものがあったということです。

補強金物は梁と柱、土台と柱など構造材同士をしっかりと
緊結することが目的です。しかし、そのつけ方や付け所を
間違っていてはその効果は発揮できません。

また、「地盤が弱い」「構造が腐朽している」
「耐震に効く壁が少ない」などほかにも改善するポイントが
ある場合はそちらにも手を加えないと、いくら金物を
正しく取り付けていても建物全体の耐震を考えると
不十分な場合があります。このことは建築業界では
本来当たり前のことですが、この当たり前のことが
理解できていない業者も少なからずいるということです。

「この金物さえつければ絶対大丈夫」とセールスしてくる
ケースがあるようですが気をつける必要があるでしょう。
木造の耐震工事は複雑であることを理解して
総合的に対処することを心がけましょう。

2007年4月2日月曜日

当たり前のことを当たり前にすること

2007/4/2
…当たり前のことを当たり前にすること

ある建築専門誌で能登半島地震の記事を読みました。
木造住宅の被害状況に加えて、建物が
「倒壊した/倒壊しなかった」その分かれ目の要因は
なんであるかについて伝えていました
(あくまで“印象”ということでしたが)。

建物の老朽化もひとつの原因に挙げていましたが、
キチンとした構造計画と施工がされていない住宅では、
築10年ほどの住宅でも倒壊している例があったとのこと。
たとえば耐力壁が極度に足りなかったり、接合金物が
適正に施工されていなかったり。逆に言えば
法律に基づいて当たり前の設計と施工がされていれば、
これらの多くは倒壊を免れていたでしょう。

阪神淡路大震災以降、さまざまな耐震工法が
提案されていますが、結局当たり前のことを当たり前に
することが最大の地震対策なのかもしれません。

新年度がはじまり新たな環境でスタートを切る方が
多いと思われます。妙に背伸びせず
この「当たり前のことを当たり前にすること」を
まず心がけてみてはいかがでしょうか。それが
いい仕事をするうえで最も効果的な方法かもしれません。