2008年9月30日火曜日

【デメキン】キャラクターデザインがりんごを救う、など



友人のプロダクトデザイナー、ソノヤマさんと北條さんとで
デザインについて語り合うポッドキャスト番組デメキン デザインニュース
更新しました。

今回はキャラクターからヨーロッパの伝統工芸、団地ネタまで話は広がります。
・ひょうたくん キャラクターデザインでヒョウ被害を受けたりんごを救う
リヤドロ
・市街地住宅

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2008年9月29日月曜日

【コラム:けんちくのうんちく】いかに住宅は200年建ち続けるか その4


▲残せなくて残念!美章園温泉

<先週のあらすじ>
200年住み続けるために必要なこと
それは…



とある童話作家の生家を訪れたことがあります。
童話作家らしくささやかな建物です。
この建物、スペックとしては
正直なところ100年以上もつような代物ではありません。
しかし、この建物は200年以上残るでしょう。

それはこの作家を記念するために
生家を残そうという意志が人々の中にあるからです。
現在は戦後ひとの手に渡っていたものを
市が買い取って大切に保存されています。



200年を超えて建物が建ち続けるための唯一の方法、それは
「メンテナンス・リフォーム・リノベーション」しながら残していく

モチベーションとなるストーリーをつくること

と、私は思っています。

しかし
昨今の「200年住宅」の話しはそこがすっかり抜け落ちています。

これは純粋には建築の職能範囲内の話しではないかもしれません。
しかし建築の話であるには違いありません。
先週開催した「ダンパク~大団地博覧会」や現在検討中の「市街地住宅研究会
「船場建築夜話会」はそんなことを考えながら参加しています。
建築が人々の役に立ち、人々の心のなかに位置づくことで
末永く建ち続けることを願って。

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2008年9月27日土曜日

【おすすめオープンハウス】団地はステキに変われる!



▲ほらっ!団地はこんなにおしゃれに変われるのですよ▼

浜甲子園団地(兵庫県西宮市)にて9月28日まで
関西の建築学生による改修実験公開中です!

昨年の西武庫団地での改修実験よりグレードアップしております。
団地に限らずマンションのリノベーションをお考えの方には
“そんな手もあるのか!!!”と参考になること間違いなし。

浜甲子園団地は順次建て替えが決まっており、
今回改修した棟も10月には取り壊されてしまいます。
手をつけていないオリジナルの住戸も頼めば見せてもらえるかも。
まさにラストチャンスです。この機会にぜひ!

くわしくはこちら→武庫川女子大学大坪研究室ブログ「つぼのなか」


大きな地図で見る












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2008年9月26日金曜日

【おすすめイベント】うんぱく2008 尼崎運河博覧会


▲うんぱく2008 尼崎運河博覧会▼

尼崎南部地域の活性化をすすめている「あまけん(尼崎南部再生研究室)」から
尼崎の運河を舞台にしたイベントの案内が届きました。
実に面白そうなので情報のおすそ分けです。次の土曜日です。

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概要
尼崎の南部には運河に面した工場が建ち並んでおり、
材料や製品を船で運んでいます。
かつては行き交う船でにぎわった運河ですが、
現在は緑あふれる憩いの場所に生まれ変わりつつあります。
そこで、「運河が持つ価値やすばらしさを徹底的に使いこなし、
運河で思いっきり遊ぶ”文化祭”をしよう」
「将来の運河の姿を(1日限りでも良いから)見せよう」と企画したのが、
尼崎運河博覧会。略して「うんぱく」です。
この「うんぱく」をきっかけに、運河・環境・森づくりへと、
まちづくりの輪を広げていきます。

イベント内容
●運河クルージング
●船遊び(Eボート)
●県尼ライブ
●アマペラ(アカペラライブ)
●飲食ブース
●エコタウン(企業展示)ブース

詳しくは関連資料のチラシをご覧ください。
開催期間
* 2008年9月27日

開催場所
* 会場名:北堀運河・尼崎港管理事務所周辺
* 会場住所:
尼崎市道意町

交通手段
阪神電車「尼崎センタープール前」駅より
○尼崎市バス→
 30系統武庫川行き「道意」下車
「阪神出屋敷」駅より
○尼崎市バス→
 80-1系統八幡橋・武庫川行き「道意」下車
○徒歩→約15分

駐車場はございません。車での来場はご遠慮ください。

お問い合わせ先
* 主催者名:尼崎21世紀の森づくり協議会
* 担当者:阿部
* 電話:090-8233-4079
* Eメール:ama21@bridge.ocn.ne.jp


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2008年9月25日木曜日

【団地啓蒙】団地の神は間違いなくいる


▲雨上がりの矢田部住宅給水塔を激写▼

『ダンパク2~大団地博覧会』
のためあつまったプロジェクトDメンバーで団地ツアーへ。

この日の関西はあちらこちらで雨が降っていたのですが
団地ツアーの時間はからりとあがりました。
これはわれわれ団地マニアへの団地の神のご褒美だと思います。



唯一、法円坂住宅では雷雨に見舞われたのですが
これは法円坂住宅の解体作業に向けての団地の神の怒りだと思います。


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2008年9月24日水曜日

【団地啓蒙】『ダンパク2~大団地博覧会』開催しました!その2


▲団地欲を満たすべく熱心にトークに聴き入るお客さんたち▼


団地に限らず古い建物の魅力を見直そうというイベントは
過去からいろいろと行われているけども、
内容的にお固かったり、
問題の深刻さが悲壮感を漂わせて
門外の人にはちょっと近寄りがたい雰囲気があって、
世の中に広がりにくい…

問題提起するべくシンポジウムを開いても、
問題意識を持っている人しか来ないから
結局話しは世の中に広がらず、
ますます孤立感が深まる…

わがダンパクではそんなことを考えて
クラブイベントやお笑いイベントのりで

お客さんが楽しく団地の魅力に気がついてもらうイベントを心がけていました。



そんなことに興味をいただいた方々に
イベント合間合間、お声をかけていただきました。

面白イベントをどんどん仕掛けようとしているclub jungleオーナーの平井孝明さん

みんなの不動産」で従来からの不動産の伝え方を変えたアーツアンドクラフトの末村巧さん、

団地映画会の参考にわざわざ大阪に来ていただいた獨協大学の岡村桂子さん

大阪市内の古きよき建築を再活用する活動を行っている大バンの高岡伸一さんなどなど、

みなさん終始笑いの絶えない楽しくまじめなトークショーに
驚きと関心を持っていただけたようです。
あぁ、こういうポップな方法もあるんだなと。

ただ楽しいだけではないイベント
関心のない人にも伝わる啓蒙イベント。
ダンパクはこの二つを実現させることが出来たと自負しています。


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2008年9月23日火曜日

【団地啓蒙】『ダンパク2~大団地博覧会』開催しました!その1


▲団地熱ムンムンのダンパク会場▼

吉永建築デザインスタジオが団地愛好家たちと共同で主催しました
『ダンパク2~大団地博覧会』は大盛況のうちに終了いたしました。
お越しいただいた皆さんありがとうございました。

関西外からわざわざお越しいただいたお客さん
開場前から並んでいただいたお客さんなどなど
昨年以上の盛況ぶりでした。


団地トークユ二ットSalon de 2DKからは初心者のための関西団地ツアー案内を

団地在住団地大好き乙女ユーポスさんからは
女の子の視点から見た団地の胸キュンポイントを


九州団地界の神タケさんからは団地マップを使って団地の通史をプレゼンテーション


最後には団地在住のバドンさん、ぱいりさんに自慢のご自宅を紹介してもらいました。

その他、みしざわさんの精巧な団地模型、プロジェクトD写真部の写真展、
オリジナルトートバックの販売など団地熱ムンムンの3時間でした。


<明日に続く>

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2008年9月22日月曜日

【コラム:けんちくのうんちく】いかに住宅は200年建ち続けるか その3

 
             ↓

▲パーティーが出来る住宅にアップデートした【高槻市Hさんの家】▼

<先週のあらすじ>
寿命の長い住宅を手に入れようとすればするほど
住宅の寿命は縮んでいく。
この矛盾に気がつかなければ永遠に問題は解決しないでしょう。


この矛盾を解決する方法ってなんでしょう?

それは…

寿命の長い住宅を手に入れようするのではなく
寿命の長い住宅になるよう手を入れること

いわゆるメンテナンスもそのひとつ。

加えてリフォーム、リノベーションすればヴァージョンが古くなった住宅を
年々変わっていく最新の建材、最新の工法、最新の法律、
そして現在の暮らしにフィットするようにアップデートすることができるでしょう。
“建て替えよう”と思う前にひとつ気にとめておくべきことなのではないでしょうか?


しかし

それではまだ足りない。
100年は寿命を伸ばすことはできるだろうけど
200年持たせるのは難しいかもしれない。

200年住み続けるために必要なこと
それは…

(次週に続く)

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2008年9月20日土曜日

【安全な世界のために】“検査官かっこいい!”

マンションの消防定期点検でうちの事務所に検査員がやってきました。

火災警報器ひとつひとつに擬似的に煙を出す機械を当て、
部屋と監視室全てで警報が鳴るのを確認するこの検査。
作業自体は簡単そうだけど、これを数百件まわらないといけない。
うちは事務所なので人が来てもノープロブレムだけど、
一般のご家庭では嫌がられたり、留守のお宅もあったりするわけで
地味なようで見た目よりは大変なんじゃないかと思います。

しかし
“全部まわるのはしんどいから”
とか
“散らかってるから入られちゃ困る”
と言われたりとかで
“じゃあ、検査したことにしておくか”
というわけにはいかない。


これはそのご家庭だけでなくマンション全部の問題なのだ。
だから一軒一軒、箇所箇所ごとにもくもくと検査していく。
世のマンションはこのような人たちによって
安全が確保されているわけです。

ありがたやありがたや。

それに比べて何やってんだ農水省は。
数年前の耐震偽装しかり、
検査官が自身の仕事の意味を理解し
誇りを持って務めていれば、
防げる悲劇は多いのではないかと思います。

地味な検査官という職業に
もっと光を当てるべきなんじゃないでしょうか。
キムタク主演でドラマにするとか。
“えっ、あなた検査官なんですか?!かっこいい!”ってことになれば、
もっと世の中はもっと安全、安心になると思うのですがいかがでしょう。

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2008年9月19日金曜日

【なんば経済新聞】に『ダンパク2~大団地博覧会』が紹介されました



明日20日に開催が迫った吉永建築デザインスタジオと団地愛好家たちで主催する
団地啓蒙イベント『ダンパク2~大団地博覧会』が「なんば経済新聞」に紹介されました。

なんば経済新聞:【心斎橋で「大団地博覧会」−団地マニアによるトークショーなど】

ならびに同内容で「Yahoo!ニュース」にも。

団地大好き建築家吉永の意気込みと“MISSION”が伝わる記事となっています。


ごらんあれ。

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団地啓蒙イベント『ダンパク2〜大団地博覧会 スターハウスはふたたび輝く』

*日時:2008年9月20日(土) 開場時間 17:00 開演時間 17:30

*会場: club jungle 【クラブ ジャングル】
大阪市中央区東心斎橋1-18-11 ISO心斎橋ビルB1 
tel.06-6282-1120
【地下鉄でお越しの場合】
地下鉄御堂筋線 「心斎橋」駅下車 �番出口より東へ徒歩1分
地下鉄堺筋線 「長堀橋」駅下車�番出口より西へ徒歩2分

*入場料:2000円(FOODバイキング込)、DRINK代別、当日券のみ、椅子席80席

*トークゲスト:
 タケ(ブログALL-A主宰、九州団地界の神)
 ユーポス(団地在住、団地大好き乙女)
 salon de 2DK/ヨシナガ&ツジツマヲ(関西団地トークユニット)
 小林良(団地DVDコンセプトコンディショナー) and more

*企画:プロジェクトD

*お問い合わせ :吉永建築デザインスタジオ
Tel 072-683-6241 e-mail yoshinaga@office.email.ne.jp


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2008年9月18日木曜日

【PR戦略】0円で出来るPR


▲参考本『何故あの会社はメディアで紹介されるのか?』

出来レースでしょ…と、評判のよろしくない自民党総裁選だけど、
評価できることが一点だけあります。
それは

『メディアに取り上げてもらうことで、労力をかけることなくをPRをすることができる』実例を示している
ということです。

“えーっ、そうかなぁ”と思う人もいるだろうけど
10,11月に衆院選を控える今、他の党がどれくらい政策を
アピールできているか考えてみればいい。

ここまで来ると自民党は何の宣伝もしなくても
社会全体が勝手にPRの無限ループをぐるぐると回してくれる。
何億もかけてCMつくるよりこちらの方が宣伝効果は絶大。

そして、五人の候補があれやこれやと議論して選ばれた政策だから
なんだか民主的で客観性のあるもののように見えると言う効果もある。

それがチラシをつくるとかより少ない労力で出来ている。
したたかだなぁと思います。

まぁ、そのあたりが読めてしまう人たちにとっては
自民党は見え見えのPR戦術に頼らざるを得ないほど
政策とリーダシップまを持ち合わせていないだなと
思わせてしまうでしょうが。

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『何故あの会社はメディアで紹介されるのか?』

2008年9月17日水曜日

【適材適所の妙】ウラフルズ/ウルフルズ


▲ウワサのバンドウラフルズ「すっとばす」


「適材適所」の奥深さを伝える動画をご紹介。
ウルフルズがお互いの楽器を持ち替えて演奏した様子。
同じメンバーでも「適材適所」を間違えるとこんなにへたくそになる(ファンの方怒らないでね)。
しかし、これはこれで味を感じさせるのは“さすが”と言わざるを得ない。

「不適材不適所」が「適材適所」を超えることもある、というわけだ。

ジョンBチョッパーがヴォーカルなのがミソ

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2008年9月16日火曜日

【国際ガンダム学会】デメキンデザインニュース更新しました



友人のプロダクトデザイナー、ソノヤマさんと北條さんとで
デザインについて語り合うポッドキャスト番組デメキン デザインニュース
更新しました。
いよいよリスナーが700人に迫っております。

今回は国際ガンダム学会について。
ガンダムはメカデザインと見えないところまで緻密に練られたその世界観によって、
デザイナーから社会学者まで幅広く影響を与えているように思います。
10月からの「ガンダム00」再開も楽しみです。
キーワードはバックキャスティング。未来から今の技術への逆考古学。

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2008年9月15日月曜日

【コラム:けんちくのうんちく】いかに住宅は200年建ち続けるか その2

<先週のあらすじ>
さる8月19日にこのモデル事業『超長期住宅先導的モデル事業』の
評価委員の一人である松村秀一東大教授の講演会に参加してきました。
200年住宅についての私の疑問をぶつけるいい機会と思って出席したわけですが…



松村氏の話はまず、自民党の住宅土地調査会委員会に呼ばれて
200年住宅ビジョン」関連のお話をしに行ったところから始まりました。

そこで冒頭松村氏はなんと
“200年住宅には興味がない”
とお話されたとか(!)
なんだわたしと同じことを考えているじゃないですか!

松村氏のお話を私の意見とあわせてまとめると以下のような話になります。

建築基準法をはじめとする法律や
新しい工法・建材が出て来れば
適法でより丈夫な住宅を求める人たちによって
まだまだ達者な建物でも死亡宣告をされて
数十年で建て替えられてしまう。
(そしてそれを後押しするように
建設資金を捻出できる仕組みが確立されている)

だから「200年住宅」の構想の中でうたわれているような
耐久性の高い住宅をつくって、
維持管理をきちんとしたとしても、
数十年後にはあらたな「200年住宅」のために建て替えられてしまう
無限ループが繰り返されてしまうのです。

つまり
“以後200年間、建築に関する法律の改正や技術革新を
凍結できなければ「200年住宅」は建設不可能”とも言えるのです。


どんな時代でも
施主はもちろん、建築家、工務店を含めてどんな人も
長く住み続けられる住宅を建てようとがんばっています。
今から見れば性能的には劣る住宅であっても
その当時は最新型であったろうし
現在の建築基準法では適法でない建物であっても
建った当時はキチンと法律に則って建てられている。

しかし、よりスペックの高い住宅のために
法律が改正され、新しい工法と建材が開発される。
そして人々はよりスペックの高い住宅、
たとえば「200年住宅」を手に入れるために
まだ達者な住宅を建て替えてしまう。

こうして
100年、200年子々孫々まで残る住宅のために
100年、200年子々孫々まで残そうと建てられた住宅
その寿命を全うすることなくどんどん建て替えられていく。

「なぜ日本では30年しか住宅が持たないのか。
もっと寿命の長い住宅を建てることは出来ないのか」
と問われることがありますが、実は一つ目の問いの答えは
二つ目の問いがその答えになっているのです。

寿命の長い住宅を手に入れようとすればするほど
住宅の寿命は縮んでいく。


この矛盾に気がつかなければ永遠に問題は解決しないでしょう。
(次週に続く)


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