仕上げの下地となる石膏ボードの張上げが完了しました。
石膏ボードは、クロスなど仕上げ材の下地となる重要な材料です。この工程が終わると空間の輪郭が見え始め、図面だけでは分かりにくかった部屋の広さやプロポーションも感じられるようになります。
工事監理では、仕上げに適した納まりになっているかを確認するとともに、スイッチやコンセント、照明器具が取り付く位置から配線が正しく出ているか、一つひとつチェックしていきます。
次はいよいよ、空間の印象を決める仕上げ工事へと進みます。
大阪府北摂高槻市で建築設計事務所を主宰している建築家です。
たのしくためになる建築をつくることがわたしのミッションです。
仕上げの下地となる石膏ボードの張上げが完了しました。
石膏ボードは、クロスなど仕上げ材の下地となる重要な材料です。この工程が終わると空間の輪郭が見え始め、図面だけでは分かりにくかった部屋の広さやプロポーションも感じられるようになります。
工事監理では、仕上げに適した納まりになっているかを確認するとともに、スイッチやコンセント、照明器具が取り付く位置から配線が正しく出ているか、一つひとつチェックしていきます。
次はいよいよ、空間の印象を決める仕上げ工事へと進みます。
仕上げ工事に先立ち、壁や天井の内部となる部分の工事が進んでいます。
断熱材の施工は完了しました。断熱性能を十分に発揮するためには、隙間なく施工することが重要です。配管や配線を通すために断熱材へ穴を開ける必要がある箇所についても、できるだけ小さな開口となるよう丁寧に施工してもらっています。
また、給排水管に加え、電気配線も壁の中へ仕込まれていきます。この段階でスイッチやコンセントの位置も決まるため、図面通りの位置や高さになっているかを確認するとともに、実際の使い勝手を想像しながら調整が必要な箇所がないかもチェックします。
仕上げ材が施工されると、こうした部分は見えなくなってしまいます。しかし、断熱性能や設備の使い勝手は住み心地に直結する重要な要素です。
完成後には見えなくなる部分だからこそ、現場で一つひとつ確認しながら工事を進めています。
過日お知らせしました「団地への招待」上映会と「昭和レトロキッチン見学会」のトークショーに出演しました。
テーマは、日本住宅公団が生み出した住まいのイノベーションを振り返りながら、それをこれからの住まいづくりにどうつなげていくか、というものです。
上映された映画『団地への招待』には、団地での新しい暮らしに胸を膨らませる若い夫婦の姿が描かれていました。今見るとツッコミどころもありますが、当時の人々にとって団地は、未来の暮らしそのものだったのだのでしょう。
最近、建築作品の解説を読んでいると、与えられた条件をどのように整理し、解決したのかが丁寧に語られていることが多くあります。それはもちろん大切なことですが、一方でその建築によってどんな暮らしを実現したいのか、どんな未来を描いているのかまで語られることは、意外と少ないようにも感じます。
団地を見ていると、建築は単なる問題解決ではなく、人々の暮らしの可能性を提案するものでもあるのだと改めて気づかされます。私が団地に惹かれる理由はそこにあるのです。
仕上げの下地工事と設備配管工事が進んでいます。
このマンションでは珍しいことに、床の遮音性能に関する規定がありません。そのため、床下地はコストを抑えたシンプルな仕様としています。ただし、仕上げにはクッション性のある塩ビタイルを採用する予定ですので、下階への生活音については一定の軽減効果が期待できます。
また、キッチンまわりの給排水配管の仕込みも完了しました。
配管はキッチンが設置されると見えなくなってしまうため、この段階で位置や納まりに問題がないかを十分に確認する必要があります。完成後には見えない部分ですが、住まいの使い勝手や耐久性に大きく関わる重要な工程です。
こうした見えなくなる部分を確認し、品質を確保することも工事監理の大切な役割の一つです。
6月14日13時より、UR都市機構主催のイベントで団地についてお話しすることになりました。 会場は、かつてのUR西日本支社の建物をリノベーションしたコミュニティスペース『ほとりで』です。
設計者の視点から見ると、キッチンの寸法や収納の構成、素材の選択ひとつひとつに、当時の生活像や家族像を読み取ることができます。古い設備は過去の遺物ではなく、その時代の住まい手と設計者の対話の記録とも言えるでしょう。
当日は、このキッチンを囲みながらゲストの皆さんと対談を行います。また、団地入居者向けに制作された映画『団地への招待』も上映される予定です。映像からは当時の暮らしのルールや価値観を知ることができ、住まいと社会の関係を考える上でも興味深い資料となっています。
私たちは新しい建築を設計する一方で、過去の住まいや暮らしから学ぶことも少なくありません。古いキッチンを通して、住まいの歴史とこれからの住まいについて考える機会になればと思います。
作り変える箇所の解体が完了しました。
今回の計画では、コストを抑えるため既存部分をできる限り活用する方針としていました。しかし、実際に解体してみると、図面や事前調査だけでは分からなかった状態が見えてきます。
寝室の天井は、既存の天井板の上から下地材を施工し、ビニールクロスで仕上げる予定でした。ところが、解体後に確認すると既存天井の強度が想定よりも弱く、このままでは長期的な耐久性に不安が残る状態でした。そこで既存の天井板は撤去し、新たに天井を組み直す方針へ変更することにしました。
リノベーションでは、工事が進む中で当初の想定と異なる状況が出てくることが少なくありません。そうした状況に対し、コスト・性能・デザインのバランスを見ながら、その場で最適な判断を積み重ねていくことも工事監理の重要な役割です。
また、外壁に面する壁には断熱材「フェノバボード」を施工しました。既存住宅では断熱性能が十分でないケースも多く、こうした断熱改修によって室内環境は大きく改善されます。目に見えなくなる部分ですが、住み心地に直結する重要な工程です。