以下の期間を夏季休業とさせていただきます。
高槻市の建築家 吉永健一全仕事
大阪府北摂高槻市で建築設計事務所を主宰している建築家です。
たのしくためになる建築をつくることがわたしのミッションです。
2026年8月10日月曜日
夏季休業のお知らせ
2026年7月30日木曜日
壁紙を美しく仕上げるための下準備|Kyoto Monochrome Renovation完成まで
塗装工事が完了しました。
艶を抑えた塗装を採用したため、空間全体がマットで落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
続いて、壁紙を張るための下地処理に入ります。下地にわずかな凹凸が残っていると、そのまま壁紙の表面に現れてしまうため、パテを使って丁寧に平滑にしていきます。写真で石膏ボード(ベージュ色)の上に白く見えている部分がパテです。
作業を進める中で、梁の凹凸は完全に平滑にすることが難しいことが分かりました。そこで、梁の部分だけ壁紙の種類を変更することにしました。厚みがあり、表面の凹凸が大きい壁紙を選ぶことで、下地の凹凸が目立ちにくくなります。
図面だけでは分からないことも、現場では少なくありません。その都度状況を確認しながら、より美しく仕上がる方法を選択していくことも、工事監理の大切な役割です。
2026年7月22日水曜日
白を使い分ける塗装工事の下準備|Kyoto Monochrome Renovation完成まで
塗装工事の準備に入りました。
お客様とサンプルを見比べながら決めた色や艶の種類、配色計画を、職人さんが分かりやすいよう資料にまとめて共有します。今回は、一見すると同じように見える白でも、色味や艶感が少しずつ異なるものを使い分けるため、特に慎重な確認が必要です。
そこで、塗り分ける箇所にはマスキングテープを貼り、使用する色や仕上げを直接書き込んでいきます。間違えやすい部分には塗料の品番も記載し、誰が見ても迷わないようにしました。
美しい仕上がりは、このような地道な準備によって支えられています。完成した空間で、それぞれの白がどのような表情を見せてくれるのか、今から楽しみです。
2026年7月8日水曜日
モルタルの表情を持つ床材「モルタライク」|Kyoto Monochrome Renovation完成まで
床張り工事が始まりました。
その名のとおり、コテで均したモルタルのような表情を持ちながら、素材はビニルタイルなので、足触りはほどよい柔らかさがあります。
クッションフロアのように沈み込む感覚はなく、適度な硬さがあるため、歩いたときの感触も自然です。また、表面はフラットでありながら光沢を抑えたマットな質感で、一般的なビニルタイルに見られる艶っぽさやべたついた印象がありません。汗ばむ季節でも足裏がさらっと感じられるのも、この床材の魅力です。
見た目はモルタルのような無機質さを持ちながら、日常使いではビニルタイルならではの扱いやすさを兼ね備えています。今回のモノクロームのインテリアにもよく馴染む素材だと考えています。
これから、この床材を住戸全体に敷き詰めていきます。
2026年7月1日水曜日
いよいよ仕上げ工事へ、石膏ボード施工完了|Kyoto Monochrome Renovation完成まで
仕上げの下地となる石膏ボードの張上げが完了しました。
石膏ボードは、クロスなど仕上げ材の下地となる重要な材料です。この工程が終わると空間の輪郭が見え始め、図面だけでは分かりにくかった部屋の広さやプロポーションも感じられるようになります。
工事監理では、仕上げに適した納まりになっているかを確認するとともに、スイッチやコンセント、照明器具が取り付く位置から配線が正しく出ているか、一つひとつチェックしていきます。
次はいよいよ、空間の印象を決める仕上げ工事へと進みます。
2026年6月24日水曜日
見えなくなる部分の品質を確かめる|Kyoto Monochrome Renovation完成まで
仕上げ工事に先立ち、壁や天井の内部となる部分の工事が進んでいます。
断熱材の施工は完了しました。断熱性能を十分に発揮するためには、隙間なく施工することが重要です。配管や配線を通すために断熱材へ穴を開ける必要がある箇所についても、できるだけ小さな開口となるよう丁寧に施工してもらっています。
また、給排水管に加え、電気配線も壁の中へ仕込まれていきます。この段階でスイッチやコンセントの位置も決まるため、図面通りの位置や高さになっているかを確認するとともに、実際の使い勝手を想像しながら調整が必要な箇所がないかもチェックします。
仕上げ材が施工されると、こうした部分は見えなくなってしまいます。しかし、断熱性能や設備の使い勝手は住み心地に直結する重要な要素です。
完成後には見えなくなる部分だからこそ、現場で一つひとつ確認しながら工事を進めています。
