2回目の打ち合わせでは、内装のカラーリングについても話し合いました。
お好みは「白・黒・淡い色」。木目が強く出るような仕上げは避けたいとのことで、イメージはモノクロームのインテリアです。ただし、単一色でまとめると空間が平坦になりがちです。そこで、壁・床・天井に少しずつ異なるトーンを取り入れ、さりげなくメリハリをつくる方針としました。
ご予算を踏まえると、仕上げ材はビニールクロスやビニールタイル、部分的に塗装が中心になります。塗装は調色によって幅広い色が選べますが、クロスやタイルは既製品からの選択となるため、使える色は限られます。さらに、キッチンなどの設備機器は選択肢が一段と絞られます。
限られた“持ち駒”の中で、退屈にならず、それでいてちぐはぐにもならないようにまとめる――そのバランスが重要です。そのため、設計段階ですべての色を確定するのは簡単ではありません。最終的な色の決定は工事着手後に持ち越し、まずは設備機器の選定から進めていくことになりました。












