6月14日13時より、UR都市機構主催のイベントで団地についてお話しすることになりました。 会場は、かつてのUR西日本支社の建物をリノベーションしたコミュニティスペース『ほとりで』です。
設計者の視点から見ると、キッチンの寸法や収納の構成、素材の選択ひとつひとつに、当時の生活像や家族像を読み取ることができます。古い設備は過去の遺物ではなく、その時代の住まい手と設計者の対話の記録とも言えるでしょう。
当日は、このキッチンを囲みながらゲストの皆さんと対談を行います。また、団地入居者向けに制作された映画『団地への招待』も上映される予定です。映像からは当時の暮らしのルールや価値観を知ることができ、住まいと社会の関係を考える上でも興味深い資料となっています。
私たちは新しい建築を設計する一方で、過去の住まいや暮らしから学ぶことも少なくありません。古いキッチンを通して、住まいの歴史とこれからの住まいについて考える機会になればと思います。
