これまで連載してきた「Kyoto Monochrome Renovation」。
完成から1年ほど経った頃、久しぶりにお住まいを訪ねました。
完成時には、白とグレーを基調としたモノクロームの空間が印象的でしたが、1年後の住まいには、そこに暮らしが加わっていました。
約40㎡というコンパクトな住まいですが、LDKと寝室をつなげたり、襖を開け閉めしたりすることで、暮らしに合わせてさまざまな使い方ができます。ダイニング、リビング、寝室と、少しずつ雁行しながらつながる小さな空間も、それぞれの場所として使われていました。大きなワンルームにするのではなく、少しずつ変化する空間をつなげる。そのことが、コンパクトな住まいの中に、暮らしの居場所をつくっているように感じました。
モノクロームの内装も、家具や暮らしの道具が加わることで、完成時とはまた違った表情を見せています。
リノベーションは、工事が終わったときが完成ではありません。そこに暮らしが加わり、住む人に使われていくことで、少しずつその家らしい空間になっていく。1年後の住まいを訪ねて、そんなことを改めて感じました。
今回で「Kyoto Monochrome Renovation」の完成までの連載を終わります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。







