設計が固まり、次の段階は工務店の選定と見積もりへと進みます。
工務店の選び方には大きく二つの方法があります。ひとつは最初から1社を指名する方法、もうひとつは複数社にヒアリングと見積もりを依頼し、その中から選定する方法です。
一般的には後者、いわゆる相見積もりが合理的とされます。価格や提案内容を比較できるため、条件の整理がしやすいというメリットがあります。ただし、その分時間がかかることに加え、リノベーションのように設計段階から施工者と相談しながら進めたい場合には適さないこともあります。
また、相見積もりは必ずしもコストダウンに直結するとは限りません。設計初期から1社に関わってもらい、納まりや仕様を共有しながら調整していく方が、結果として無駄が少なくなり、コストが抑えられるケースもあります。
そのためには、指名する工務店が施工面・金額面の双方において信頼できることが前提となります。近年では、相見積もりへの参加を行わない方針の工務店も増えており、特に施工品質に自信を持つ会社ほどその傾向が見られます。
今回の計画では、コストを抑える必要があったことに加え、こちらで信頼できる工務店を把握していたため、1社指名の方式で進めることにしました。






