2014年11月14日金曜日
無垢のフローリングは10年目経つとどうなるか|高槻のスキップフロアハウス
先日、高槻のスキップフロアハウスの10年検査を行いました。
この住宅は実家ということもあり、いろんな素材や工法を試しています。それらが10年経ってどうなったかを7回に分けてお伝えしたいと思います。
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今日は無垢のフローリングが10年経つとどうなるか。
まずは玄関に使ったカバのフローリング。
下の写真は竣工当時の写真です。
10年後が下の写真です。
10年経ってもあまり変わらないという印象です。
傷らしい傷もついていません。
次にリビングで使ったアカマツのフローリング。
竣工当時の写真。
10年後が下の写真です。
こちらはずいぶん日焼けしました。傷や凹みもずいぶんついています。これはこれでいい味を出しています。
寝室に使ったスギのフローリング。
竣工当時の写真。
10年後が下の写真です。
日焼けはしていますが元が赤みが多かったので印象は変わっていません。傷や凹みはありますがアカマツに比べると少ない印象(部屋の使い方の違いかもしれませんが)。
いづれのフローリングも日常的に掃除機をかけるのとごくたまに拭き掃除をしたくらいで、新たにワックスをかけるなどはしていません。
無垢のフローリングは手入れが大変なのでは?と思われるかもしれませんが無垢だからということで特に手間がかかることはないようです。
あと、フローリングとフローリングの隙間が開く、とかフローリング同士がぶつかって盛り上がるという話も聞きますが気になるようなほどのことはありませんでした。
これはいいメーカーのフローリングを使った、ということもあるかもしれません。高槻のスキップフロアハウスのフローリングは『木童』さんの物を使っています。