団地のほとんどで、改装後の床の防音性能が管理規約・細則により決められています。フローリングに張り替えたときのみの場合もありますが、すべての床材で要求されることもあります。二重床の場合は床の下地を防音床下地にする必要があります。
竹の台団地の白い家ではフローリングの下にネダフォームという厚さ50㎜の発泡プラスティックを敷きこんで防音しています。1階なので床下に対しての断熱を兼ねています。
よりシビアな防音が要求される場合はフクビなどの二重床システムが必要となりますがコスト的にはかなりのウエイトを占めます。フローリングでなければ防音性能がもとめられない場合はシート状のビニル床材やカーペット前回紹介したコルクタイルを採用して下地に掛けるコストを下げることも考えるとよいでしょう。