2024年12月18日水曜日

ネコと暮す団地リノベーション設計プロセス|雰囲気のよい照明の使い方

設備機器の打ち合わせを行いました。設備はどこにどのようなスペックのものを置くかで家の暮らし方やイメージが決まってしまいます。よって、間取りの打ち合わせと同じくらい大事な打ち合わせとなります。

特に照明は夜における暮らし方を左右します。依頼主さまからのリクエストは照明はなるべく少なくすることでした。そこでリビングでは思い切って天井には照明を設けず、キャットウォークの下に埋め込むことにしました。

点けなければ存在感はありません。直接部屋全体を照らすというよりは、いったん壁に光を当ててその反射光でやんわり周りを照らすという考え方です。本を読むには暗いですがそのときはスタンドライトを用意するからということにしました。夜の雰囲気を優先するならこのような考え方もありますね。