2004年12月6日月曜日

相手のことを思う打ち合わせ

先日、某就職情報誌の取材を受けました。なんでもうちのホームページのこのコーナーを見てくれていて、話を聞いてみたいということだったようです。

取材の中で出てきた話の一つ。私の仕事で大事なことの一つはキチンと相手の意図を読んであげた上でコミュニケーションをとること。

公共の仕事をしているとお役所の人は面倒くさいのかなかなか変わったことをしたがりません。また公共事業が順繰り順繰り周ってくるような工務店でも同様です。そんな中ではただこちら立場で主張しても通りません。

そのとき有効なのが相手がどういう意図でこちらの提案に反対しているか、相手の立場で考えてみることです。役所や工務店は私が嫌いでやみ雲に反対しているのではない、彼らの立場からするとこう言わざるを得ない…ということがわかってくればそれをある程度加味してプランを出すことができる。そしてそれを続けていけば逆に向こうも同じようにこちらの立場を考えてくれるようになります。

そうなればしめたもの。それぞれが"立場"という持ち味を発揮しながらプランが自然と発展していきます。もちろん大きな公共施設だけでなく住まいについてもまた同様です。