2024年4月15日月曜日

町屋リノベーション設計プロセス|いよいよ工事に入ります

 前回までの内容で見積もりを取ったところ予算はオーバー。フローリングの種類や建具のグレードを調整してご予算の範囲に収めることができました。

いよいよ工事に入ります。次回からは工事中の様子をお伝えします。大正時代築のこの家がどのように生まれ変わるまでにどのような工事が行われるのかを紹介していきます。

以下の写真がリノベーション前の様子です。









2024年4月8日月曜日

町屋リノベーション設計プロセス|照明を決める

前回のつづき

間取り図と展開図から照明の位置と種類を決めていきます。


ただ明るくするならば天井に一つ大きい照明をつければ済むのですが、部屋の場所によって不要に明るかったり逆に暗がりができたりすることがあります。かといって家電量販店に要に均質に明るくするとメリハリがない空間になってしまいます。
間取り図と展開図を見ながらこの部屋のこの場所でどういう活動をするのか想定してそれに適した器具、箇所、個数を決めていきます。



例えばリビングは黒光りする無垢の木の天井に合うように黒い灯具を取り付けました。木の黒に溶け込んで存在感を消すことができます。また、器具を部屋の中央と周辺に分けてスイッチも別にすることでその時の使い方に合わせてライティングを変えられるようにしました。周辺だけ点ければふんわりとした明るさに、中央だけ点ければきりっとした雰囲気に、とにかく明るくしたければ全灯するというように。



2024年3月15日金曜日

町屋リノベーション設計プロセス|建具のデザイン、金具を決める

前回の打ち合わせで立体的にインテリアが決まってきたところで、建具と照明の打ち合わせを行います。




建具の開き方は間取りの打ち合わせ時点で決めています。後は扉のデザインと取り付ける金物の種類を決めていきます。

デザインは見た目の他にも光を通すかどうか、換気口は必要かどうかによって決めていきます。

取っ手は持った時の感触も含めて形状を決めていきます。その他鍵が必要かどうかなども検討します。


次回に続く

2024年3月8日金曜日

町屋リノベーション設計プロセス|インテリア展開図の検討

間取りと採用する設備機器が決まったところでインテリアの検討をします。インテリアの検討には各部屋各壁面を起こした展開図を作成して検討します。

寝室1

寝室1
および便所、ウォークインクローゼットの展開図


間取り図と合わせてみることでインテリアを立体的に把握することができます。この図面をもとに扉や窓の大きさや手すりなど壁にとりつくものの位置を検討します。

リビングダイニングキッチン

リビングダイニングキッチンの展開図


間取り図だけではわからなかった問題をあぶりだし間取り図にフィードバックすることで計画のクオリティを上げていくことができます。


2024年3月1日金曜日

町屋リノベーション設計プロセス|設備の決定

設備については間取り作成時からある程度想定していました。間取りが固まったところで具体的な品番や仕様を決めていきます。

水周りの設備機器はトイレ以外はタカラスタンダードの製品から選んでいます。

キッチンはレミュー、洗面台はエリーナです。高級感あるデザインが特徴でバリエーションも豊富です。実用面でも収納内部がホーロー製であるため頑丈で清潔というメリットがあります。


浴室はグランスパです。こちらも室内壁はホーロー製です。清潔で掃除もしやすく、磁石が付くという特徴を生かして後からオプションを付け加えることもできます。

主なエアコンと照明は竣工後お客様が取り付けることにしています。

2024年2月25日日曜日

町屋リノベーション設計プロセス|仕上げの決定

間取りが決まったところで仕上げや設備機器を決めていきます。

外壁はサイディングを張ります。道路側の外壁は特に傷んでいおらずそのままでもよかったのですが、お客さんのご希望でサイディングを張ることにしました。元の渋い雰囲気は残すために黒いものを選びました。屋根は以前に補修済みですので瓦屋根のままとしました。

改装前

改装後

室内は選択肢の種類と予算を総合的に考えて既製品を中心に選びました。壁・天井はビニールクロス、床はシステムフローリング、室内建具はpanasonicのベリティスです。リビングダイニングの天井は、天井裏を覗いたときにいい感じで黒光りする梁が見えたので、ビニールクロスではなく天井裏を表しにすることにしました。

改装前

改装後

また、壁と天井裏には断熱材を入れることにしました。サッシも一部ペアガラスに交換して気密性も上げています。