2007年2月20日火曜日

住宅がまちをつくる その1

2007/2/20…住宅がまちをつくる その1

数年前芦屋で住宅を手がけたとき
よく、駅から工務店まで芦屋川沿いを歩いていきました。
そこは芦屋を象徴するようにゆったりとして
それでいて凛としたたたずまいを持っていました。
時間に余裕のときは公園のベンチに座って
ぼーっとその優雅な環境を楽しんだものです。

そんな芦屋川流域の一部を景観地区に指定しようと
芦屋市が調査をはじめたとの記事を見かけました。
いままで景観地区に指定されてきたのは
京都のような歴史的地区や景勝地がほとんどで、
芦屋川流域のような住宅地が指定されるのは
珍しいのだそうです。

住宅地が「景観地区」となる、
それにはどういう意味があるのでしょう。
来週から何回かお話していきたいと思います。