こんにちは
講師姿も板についてきたよしながです。
先週のコラムお伝えしました同志社大学の社会福祉学科の講義に行ってまいりました。
今週から何回かに分け、掻い摘んでその内容をお伝えしたいと思います。
講義のタイトルは
『【建築】はいかにしあわせのためのかたちをつくるか
- SITESPECIFIC -「いま、ここ、このひと」のしあわせをかたちづくる』としました。
ハウスメーカーやマンションデベロッパーがCMで描くような
均質でレディメイドなしあわせとは違う、
個性的で生き生きとしたオーダーメイドなしあわせを
建築がいかにつくってきたかについてお話してきました。
そのキーワードとして“「いま、ここ、このひと」のしあわせ”と、
その場所特有のという意味の“SITESPECIFIC”をあげました。
しあわせのかたちは時代、場所、人や家族によって異なるはずです。
異なるしあわせのかたちをハウスメーカーやマンションデベロッパーは
ひとつのかたちに収めてしまおうとしがちです。
どんなにこぎれいで便利、省エネや構造のことをきちんと考えていたとしても、
それだけでは必ずしも真にしあわせをかたちづくる建築だとは限らない、
とわたしは考えています。
では、どうすればしあわせをかたちづくる建築ができるのか。
そんなお話を続けていきましょう。