2008年1月21日月曜日

『大阪のひきだし』から読む、“大阪って本当に元気がないのか?”

わたくしよしながが友人たちと共同主催している建築のトークショー「けんちくの手帖プロジェクト~architects’ BAR けんちく本つくりたい人集まれ」を1月19日に中崎町のカフェCommon Cafeにて開催しました。

14回目となる今回は三休橋筋愛好会の森山秀二さんに、大阪のユニークかつ実績を挙げているまちづくりをまとめた本『大阪のひきだし』とそこに取り上げられたまちづくリの数々についてお話をうかがいました。


去年の市長選や今月の府知事選で各候補は常套句のようにこう言います。
“いま、大阪には元気がない”
しかし、ほんとうにそうなのでしょうか?
この『大阪のひきだし』という本を読むとそう思います。

「大阪のひきだし」に取り上げられたまちづくリの数々は、行政や企業にたよらず
そのまちが大好きなひとたち自身の手によって進められたものばかり。
その行動力や活動のひろがりは“大阪には元気がない”という言葉を覆すような
エネルギーを放っています。もしかしたら各候補は自分に注意を向けるために
元気なものを元気がないといっているではないか、と疑ってしまうくらいです。

どちらにしろ数々のパワフルな活動が知られていないのは事実。
数々の動きが本のかたちになって世の中にアピールされることは
“実は大阪のまちって元気じゃないか”とまちのポテンシャルを再認識させ、
“なんだ、こうすれば自分たちにもできるじゃないか”というリアリティを
与えることにつながるでしょう。

ぜひ一度皆さんも手にとって見てくださいな。


当日の様子あれこれ------------------------------------------------------------------
▼今回も40名超の方々に集まっていただきました

















▼だんだん語りに力が入っていく森山さん
















▼イベント前には恒例のマジックショー




▼イベント後も交流会は続きます
















▼中崎町の焼き鳥屋「鳥造」で打ち上げ















▼鳥造

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