2008年3月25日火曜日

【コラム:けんちくのうんちく】建築家の自邸に住んでわかったこと その4/外壁に金属と木はどうでしょう


▲外壁はガルバリウム鋼板とカラマツを張り分ける

私の家では外壁にガルバリウム鋼板という金属板と
力ラマツの無垢板を張り分けて使っています。
「金属は錆びる」「木は腐る」というイメージがあるため
住宅の外壁としては敬遠される方もいらっしゃると思いますが
築後3年経過した私の家では思いのほかきれいな状態を保っています。

「金属=錆びる」というイメージをもたれるかもしれませんが、
ガルバリウム鋼板は安価ながら非常に錆にくい金属です。
3年経過した今でもその輝きは健在です。


また、「木=腐る」というイメージをもたれるかもしれませんが、
カラマツは油分が強いため、木材の中では腐りにくい材です。
ただし雨が強く大量にあたると油分が抜けてしまいますし、
太陽の光でも劣化しますので上にひさしを設けて雨と日差しを
避けるようにしています。加えて一年に一回塗装を自前で塗ることで
よい状態を保っています。

「◆段違いの家1:ヨシナガ自邸」について詳しくはこちら→

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