▲「新ABCホール」ロビー。川への視点が欲しかった。
大阪は福島区の「新ABCホール」へ、劇団ヨーロッパ企画の公演
｢あんなに優しかったゴーレム」を観に行ってきました。
ネタばれになるので内容と感想は控えておくとして
新ABCホールの感想をいくつか。
まず、このホールは小劇団の公演には
ちょうどいい大きさの箱として評価されているようです。
残念に感じたのはホールのロビーに
ゆっくり大川を眺めるスペースや自動販売機など飲食が全くないこと。
ホールは劇を観に来るところだからほかのものは要らない
という割りきりかもしれないけど、何とも貧しい気がします。
ヨーロッパのオペラハウスや、東京のオーチャードホール
サントリーホールには開演前、幕間、終演後の時間を
ゆったり楽しめるようにお酒とちょっとした飲食ができるようになっています。
そこで過ごす時間の何とも優雅でぜいたくなことか。
新ABCホールも
中ノ島沿いといういいロケーションなのだから
その地の利を活かして欲しかったです。
ホールの外はいい感じです。
エントランスは中庭の中にあって開場までの間
くつろぎながら待つことができます。
そしてなにより終演後、
余韻が褪めないうちにお酒とおいしい料理を楽しめる
雰囲気のいいお店が駅までの道すがら点々とある。
これは実にうれしいことです。
というわけで終演後は連れと
居酒屋とイタリアンバールをはしごしてきました。
何とも優雅で贅沢な夕べ。
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