2008年7月23日水曜日
【エコって?】これが本当の“エコ”ツアー
▲大山顕さんトークショー
先日、巨大構造物コラムニストの大山顕さんのトークショーに行ってきました。
話しの内容は高層団地を中心に“共食いキャラ”看板や、ジャンクションの魅力について。
大山さんにかかるとまちのなんでもないもの(で、密かにおもしろいもの)でも輝いて見えるから不思議。
▲朝日新聞に掲載されたグリーンマップ
次の日、一緒にデメキンデザインニュースを運営している北條さんが関わっていた
「グリーンマップ」の中ノ島ヴァージョンが朝日新聞に見開きで掲載されていました。
子供たちとある地域をぐるぐる回りながら観察して、エコを中心テーマに
その魅力を地図上にプロットしていく。その作業を子供たちはとても楽しんでいたようです。
世の中にはエコツアーと称して自然豊かな地域を体感しにいくツアーがあるけど
実際にはそこにいくためにガソリンを使い、CO2を吐き出していることを思うと
大山さんやグリーンマップの身近なものをじっくり観察し、
その魅力を発見する作業はいわゆるエコツアー以上に真の意味で
“エコ”ツアーのように思います。
まちはUSJに匹敵するテーマパークだし、
海外など行かなくても身近にはまだまだおもしろいものが転がっているのです。
ガソリンも高いことですし、この夏休みはご近所観察で過ごしてみてはいかがでしょう。
広大すぎてつかみどころのない地球視点より、
はっきり意識できる自分目線から世の中を変えていく方が
“本当”のエコにとってはより効果的かもしれません。
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