▲家具にも使える縁側のような出窓とリビングのテレビを見ながらくつろげる浴室
“So,what?”=「あっ、そう。それで?」問題を起さないためには
「クライアントの要望を達成しただけで満足しない」という心構えも大切です。
ハイツヤマザキは一部屋16~22㎡の
昨今の標準(25㎡以上)からすると
とても小さなワンルームマンションです。
これは“部屋数が多ければ多いほど家賃収入が入るから、
一部屋をなるべく小さくすること”
というオーナーの意向を受けたものです。
しかし、漫然とその要望を受け入れてしまうと
その狭さのために居心地のよくない部屋になってしまいます。
ハイツヤマザキではこの狭さを
「全てが手の届く範囲にある、ハンディーなスケール」と捉えなおし、
家具としても使える縁側のような出窓や
リビングのテレビを見ながらくつろげる浴室など
小さいからこそできる心地よさを追求することで
“狭くて居心地のいい”ワンルームマンションを目指しました。
クライアントの“小さい部屋を”という要望を達成しつつ、
小さいからこその心地よさを併せ持ったハイツヤマザキは、
“So,what?”のその先を満足させるワンルームマンションです。
◆ミニクーパーな家2 |
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