産経ニュースより『ダルビッシュ、「決意?」の丸刈り』
ダルビッシュの場合は気合を入れるという側面が強いと思うけど
何か失敗したときにお詫びのために頭を丸めることがあります。
でもいつか髪は元に戻ってしまうし、
そもそも失敗したことについて根本的な解決にはなっていない。
だから、後に汚名挽回のためがんばらないといけないのはもちろんだけど、
“あぁ、あいつが坊主にまでなったんだから許してやろう。
次はキチンとやるだろうし”と思わせるだけの実績や振る舞いを
普段からきちんとしていなければただの笑い種になる可能性がある。
人が丸坊主になって世間から許してもらえるかどうかは
実はその人の本当の価値を計る物差しなのかもしれない。
さて、ダルはどうなのだろう。
*そういえば大河ドラマなど見ていると
“出家すれば命は助けてもらえる”とか、
“城主が腹を切れば領土は安堵する”とか、
“三種の神器を持っているほうが正当な世継ぎ”とか
冷静に考えると根本的解決につながらないことで
大問題が丸く収まるケースがままある。
丸坊主にすれば許してくれるというのは
この延長線上にあるのだろうか。
*今晩NHKで終戦前後のレイテ島の特集を観ました。
レイテ島を舞台に日・米・比、三つの国に起こった救いようのない悲劇を観ると
一見不合理であっても、極限状態ではこの『丸刈り』的な解決策が
世の中の平穏のためには必要なのではないかと思います。
たとえば白旗もそのひとつだろう。
国連に提唱してみようかな、『丸刈り』。
『MOTTAINAI』の次は『MARUGARI』。
*その効果をオリンピックという世界が注目する場で
世に知らしめるためにダルビッシュにはぜひ頂点を極めてもらいたい。
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