先週、京都を拠点に全国各地で
ワークショップ開発・研究を行っている大西景子さんのセミナー
ARCトークコンピレーション#026
「分野を超える“ワークショップ”の取り扱い方」を築港ARCに
聴きに行って来ました。
世の中にまだワークショップと呼ばれるものなどなく、
クリエイターに必要なあれこれは外でごろごろ遊んでるうちに
身につけた世代のわたしにとっては、
あれこれ学びの機会を準備をしてくれているワークショップは
“親切”すぎてかえって子どもたちにとってよくないのではないかと思っています。
そのことを質問してみると講師の大西さんも同じように感じているようで、
あまり準備をしないでその場その場で受講者とワークショップを作ることを
今後考えたいのだそうです。
●
あらかじめどこまで作り込むべきかという話は
建築の設計の話でもよく議論になるところです。
あまりガチガチにすると自由度がなくなる、
かといって決めなさ過ぎるとしまりがない建築になる。
その中間の建築、
住まい手、使い手にボールをトスしてあげるような
建築をイメージしながら吉永建築デザインスタジオは
設計を進めています。
きっかけは与える、そしてその後は住まい手、使い手次第。
そしてきっかけの内容や与え方のクオリティーを高くする。
では、そう考えている吉永は具体的にどういうデザインをしているのか?
それは明日のブログにて。
大阪府北摂高槻市の建築家 吉永健一の設計事務所/吉永建築デザインスタジオはこちら→