2009年11月2日月曜日

コラムの月曜日:団地はホントにいいんだってば

まずはお知らせ。

今日2日の毎日新聞朝刊11面くらしナビは団地特集。
住むには団地がいいよというわたしのコメントと
プロジェクトD住み団メンバーの団地自宅自慢が載っています。
毎日jpでも紹介されています
うちのこだわり:団地が僕らの原風景

この記事では「若い世代に(旧公団)団地はマッチする」
という点を特にアピールしてもらいました。

緑に囲まれた質素ながらも快適な暮らしがしたい!と思う人たちに
旧公団団地は感覚的にヒットすると思うのです。
この記事はその実例が掲載されていますので
ぜひごらんいただき団地のイメージを変えるきっかけに
していただきたいと思います。


また先月18日、そんな団地のよさを体感するイベントを
吹田市の千里山団地にて開催しました。

ダンパクF~大団地博覧会in千里山団地
見学会あり


写真、模型展あり


トークショーあり


当日の詳しい様子はこちらをご覧ください→


そして、先月27日東京津田ホールで開催された
UR都市機構(旧公団)の研究報告会にて
「団地をブームから文化へ-団地愛好家たちの団地再活性化貢献への可能性」
と題し、団地のよさを見直すプロジェクトDの活動と
好んで団地に若い世代が住もうとしている実例を紹介してきました。

“目からうろこが落ちました”
“こんなに(公団)団地のことが好きな人がいるとは驚きです”
と、URの方々にも評判は上々。
VIVA公団なわたしの言葉はURの人たちを勇気付けたことでしょう。

どちらかというとネガティブな報道がされがちなURですが、
そのために半世紀にわたる素晴らしい実績も否定されてしまうのは
わが国の住宅の快適さを考える上で大変もったいないことです。

さらに団地はいいよ、というこの活動、
発展させていきたいと思います。


大阪府北摂高槻市の建築家 吉永健一の設計事務所/吉永建築デザインスタジオはこちら→