昨日のブログで高度成長期建築の記録映像を探していると書きました。
D社の社宅利活用プロジェクトは
高度成長期を中心に建設されたD社社宅を、
その建築クオリティとゆとりある環境を活かしながら、
現代のライフスタイルにフィットした集合住宅
「D2アパートメント」として再生、利活用する提案です。
●計画の流れ
A:各社宅のリサーチ
各社宅の規模、全体構成、住戸間取り、および
立地条件(交通、地域性、周辺施設)をリサーチ。
ターゲットとして有効な層、ライフスタイルを絞り込む。
B:各社宅のリノベーション
リサーチに基づいて外部空間および間取りのリノベーションを
プランニング、施工。
C:連携施設とのコミュニケーション
周辺施設と連携するケースでは利活用をベストな状況で行うため
密接に打ち合わせを行う。
プランニング時は活動にフィットしたプランニングのため、
完成後についても継続的な入居率稼働率の安定と良好な運営のため。
D:D社社宅の再評価とプロモーション
D社社宅の歴史、クオリティの高さを「団地ブーム」のごとく
世の中にわかりやすくプロモーション。
社会への周知とイメージアップを入居者の獲得につなげる。
↓
D2アパートメントへの再生
D2アパートメントprojectでは社宅の有効活用を図るとともに
循環型社会への取り組み、地域コミュニティへの協力など
D社の社会貢献活動にもつなげ、
「D社発のストック活用のモデルケース」を
世に提供することを目論んでいます。
大阪府北摂高槻市の建築家 吉永健一の設計事務所/吉永建築デザインスタジオはこちら→