まずはasahi.comよりこんな記事を
『太陽光発電、雨漏り注意 「設置工事で穴」苦情相次ぐ』
住宅の雨漏りについては
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」(通称 品確法)にて、
引き渡し後10年間保証されることはご存知だと思いますが、
前述の記事の場合は話がややこしくなります。
その雨漏りが果たして太陽光発電の設置工事によるものなのか?
それとも元の屋根防水の施工が悪かった、
あるいは経年変化の痛みで漏ったのか?
設置工事の後すぐ漏ればそれと原因はわかるのですが、
数ヵ月後、数年後となるとどちらが原因かの判別は難しくなり、
建築した工務店、太陽光発電の設置業者そして建て主、
三つ巴(?)でもめるケースもでてくるのではと思います。
そうならないためには
太陽光発電の設置も建築した工務店に頼むのがベストです。
これなら何が原因にしろ責任はその工務店にあるわけですから。
どうしても別になる場合はどうしたらよいでしょう。
まずは設置工事に際して設置業者と工務店で打ち合わせをしてもらうこと。
さらに設置工事中工務店に立ち会ってもらえればベストです。
これで設置工事による漏水は抑えられるでしょう。
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