こんにちは。
吉永建築デザインスタジオの吉永です。
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日曜日に本野精吾自邸を見学に行きました。
本野精吾は大正期から昭和初期にかけて
京都を中心に活躍した建築家です。
コンクリートブロック造による住宅を
手がけたことでも有名で自邸はその代表作です。
表札がモザイクタイルで凝っているのがおしゃれ。
建物に近づく前にすでにノックアウトです。
コンクリートブロックというと殺風景なイメージを持ちがちですが
デザインをきちんと考えておけば年月を経て
石造とも見紛う味のある質感を醸し出します。
玄関からはそこはかとなく中世の香り
シンプルながらリビングも洋風建築の香りがします。
レンガ暖炉があるからでしょうか。
レンガマニアにはたまらない刻印がわざと見えるように
しているところが心憎い
元浴室。当時のタイルがそのまま残されています。
ディテールも渋い。
ドアノブ
スイッチ
窓の鍵
壁も独特の風合い
本野邸を訪れたのは建物見学とともに
建築家円満寺洋介氏のスケッチ展を見たかったからです。
左の方が円満寺さん
以前にご紹介した『隠岐の島スケッチ』の著者でもあります。
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