2011年5月11日水曜日

仮設住宅の試みあれこれ

こんにちは。
吉永建築デザインスタジオの吉永です。

東日本大震災より二ヶ月。
仮設住宅関係の情報を集めてみました。

土地不足、資材不足で想定外に建設が進まない仮設住宅ですが
この二つを解決する仮設住宅の提案↓
用地不足解消へ「3階建ての仮設住宅を」 建築家・坂茂さん提案
(産経ニュース)
これなら土地や資材の問題はクリアされるかも。

資材の点ではこんな提案も。
がれきの木材利用し仮設住宅(NHKニュース)
瓦礫の処理もできて一石二鳥と言うことですが
津波の被害があった木材はすんなり使えるのでしょうか。

一方「仮設住宅入居辞退相次ぐ」
「仙台市 仮設住宅の応募は1割」
「壊れた自宅へ 9500人余も」(いづれもNHKニュース)
と、必ずしも仮設住宅への移転を望む人ばかりではないということを
伝える報道も。そしてそれに応える活動も。
自慢のスギと大工、仮設住宅建設で役立つ 岩手・住田町(asahi.com)
「エクスコンテナ・プロジェクト」
仮設でない永住の家建設へ 工学院大、絆重視し被災地に(asahi.com)
同じ住むならプレハブっぽくないちゃんとした家に住みたい。
同じ建てるなら仮設でなく永続的に使えるものにしては。
という思いに応えています。

また、阪神淡路大震災での反省を踏まえて
仮設住宅でのコミュニティーのあり方についても提案がされています。
「仮設住宅に関する提案」[PDF](Y-GSA学生有志)
プレハブの仮設住宅であっても並べ方など工夫することで
コミュニティを生み出すことができるという提案です。

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