2018年7月14日土曜日

住まいを探している人のためのハザードマップ

先週の豪雨の際、万が一を考え高槻の実家に泊まりに行ってきました。
例年は特に心配していなかったのですが
記録的豪雨と聞いていましたし、その日は母が一人になるということで
家族とともに行くことにしました。


実家は私が設計しました。
建て替える前から合わせると50年近く住んでいますが
比較的川に近い場所にありつつもいままで地面が浸水することはありませんでした。
家探しをしているときの話を母が聞かせてくれました。
父は土木の現場技術者でした。
仕事柄関西圏のあちらこちらに行くので交通の便の良いところが条件だったそうです。
一方で土木技術者の目でここは大丈夫、ここはやばいという判断していたと思います。
山に近いところも見に行ったそうですが、最終的には平地で川が近いけど
ここなら大丈夫と言う勘が働いたのでしょう。父に感謝しなければなりません。


家探しの時にこの知見はとても大事だなと思います。
ただし我が家のように身内にその知見を持っている人がいるとは限りません。
そんな時役に立つのが【ハザードマップ】など
土地の災害危険情報や地盤の状況をまとめたサイト・アプリです。
いくつか紹介しましょう。

国土交通省ハザードマップポータルサイト~身のまわりの災害リスクを調べる~
https://disaportal.gsi.go.jp/

ここから家や土地を探している地域のハザードマップを調べることができます。

例えば私の住んでいる高槻では
近くを流れる川ごとにその川が氾濫した場合にどれくらい浸水するかもわかるようになっています。
土砂災害警戒区域も地図でわかります。表示例→わが街高槻ガイド


地盤も含めて状況を知りたい場合は「自分の地盤」があります。
タモリ倶楽部でも紹介されていましたね。
今立っている場所ずばりの安全性が表示されます。
これが一番わかりやすいのではないでしょうか。