2023年5月18日木曜日

東大路高野第3住宅リノベーションプロセス|解体を工夫して工事費を抑える方法

室内の解体工事が終わりました。写真で床に穴が開いている箇所は元押し入れだった箇所です。撤去したことで空間がぐっと広がり風通しの良いおおらかなスペースが現れました。

工事費を抑えるため現況の床、壁のうち下地として使える箇所は残しています。解体費用が抑えられますし、下地を改めてつくる工事費も節約することができるのでスケルトンにするよりコストをグッと下げられます。ローコストの場合は有効な手段です。床は現況の上に防音フローリングを張るのでそのままです。天井照明の位置を変えるため天井は撤去しました。



設備管が通っていると思われる個所も配管の様子を見るためいったん撤去しています。管理事務所で保管していた竣工図面とほぼ同じでした。点検口の位置を微調整すれば設計通り工事が進められそうです。