2007年2月26日月曜日

住宅がまちをつくる その2

2007/2/26…住宅がまちをつくる その2

住宅地が「景観地区」となる、
それにはどういう意味があるのでしょう。

「景観地区」は社会資本として景観を位置づけ、
美観的だけでなく文化的、ひいては経済的にも
まちの魅力を高めることを目指しています。

住宅地が「景観地区」になるということは
並木通や歴史的建造物ではなく、個人の住宅が
まちの魅力づくりをかたちづくるということです。
それはまちに住んでいる自分たちが
まちの魅力作りに参加するということになります。

山で登山客が捨てるゴミが増えているという話をよく聞きます。
だれしも山でゴミの山なんて見たくないはずです。
山を美しくするのは登山をする一人一人の意識なのと
同じように、まちを美しくするのはまちに住む一人一人の
参加が必要だという芦屋市の思いが芦屋川流域の
景観地区指定の話からは伝わってきます。