2007年3月5日月曜日

住宅がまちをつくる その3

2007/3/5…住宅がまちをつくる その3

先週は住宅が景観でまちに貢献しようとしているケースを
お話しましたが、今週は災害からの復興に貢献した例を
紹介しましょう。。

2000年に地震に襲われた(震度6強)鳥取県では
個人の住宅の再建のために最高300万円を補助したそうです。

公共性の高い建物、構築物だけでなく一個人の住宅に
融資ではなく補助を出すというのは異例なことですが
県の英断のおかげで住民の多くは家を建て直して
地元に残りまちの再建につくしたそうです。

この話からは道路や公共建築と同じくらい住宅が
まちに貢献しているということがわかります。住宅は
ちっぽけであっても、まちを動かす力を持っているのです。