2007/2/13
…舞台美術と吉永建築デザインスタジオが目指す建築その3
ここで何がしたいかをディスカッションすること
建築家も舞台美術家も先週の「地形」の話のように
なにかがおこる場所をつくるということが仕事です。
ただポソッとスペースをつくればいいというわけには
いきません。
そのために建築家は施主と、舞台美術家は劇作家と
対話して彼らがそこでどういう動きをしたいと思っているかを
聞き出してデザインに活かしていきます。
たとえば3LDKの住まいがほしいとしても
“この住まいでどういう生活をするか”をよくよく考えれば
2LDKで済むかもしれないし、5LDKじゃないと納まらないかも
しれない。
何をしたいか、それをするためにはどういうスペースに
すればよいかをディスカッションすることが大切。
こんなところにも建築と舞台美術との共通点があります。