2007/7/9
へんちく家吉永の活動 その4
…ダンメンで京都の多面性を知る
京都は今週から来週頭に掛けて祇園祭で盛り上がる時期ですね。
山鉾が建つ新町通を中心とした町内は普段はとても静かなエリアで、屋台が立ち並びコンチキチンとともににぎやかな祇園祭時期とのギャップには毎度ながら驚かされます。京都の人々は普段は楚々としていても内にはこんな一面も持っていることを発見できる、祇園祭はそんないい機会なのです。
さて、そんな京都人の違った一面を覗くことができるものとして吉永が注目しているのが、町家の切断面…ダンメンです。
表から見ると昔のたたずまいを保っている町家でも、裏側では意外と増改築しているものです。通りからはうかがい知れない町家の成長過程をそこから読み取ることができます。また、通り側は伝統的な素材で仕上げられていてもダンメンは現代の比較的チープな材料で仕上げられていることが多いです。
祇園祭で知ることができる京都の多面性をここでも見て取ることができます。山鉾見学ついでにダンメンにも注目してみてはいかがでしょうか。
参考ホームページ)キョート*ダンメンロシュツ