2007/7/03
へんちく家吉永の活動 その3
…産業遺産の保存と活用を考える
先日、島根県の石見銀山の世界遺産に登録されました。石見銀山はかつて世界有数の採掘量を誇った銀の産地でした。今は閉山されていますが、当時の隆盛を偲ぶ遺構が広範囲に残されているようです。
日本各地には炭鉱などをはじめ数々の産業遺産が点在していますが、そのうちのいくつかは遺構ではなく石見銀山のように「遺産」として保存活用して行こうという動きがあります。
数年前に訪れた岡山県の犬島もそのひとつ。かつての銅精錬所の遺構をアートプロジェクトとして活用する動きが具体的に進行中のようです。
米国シアトルの『ガス・ワークス・パーク』など海外でも事例が多い産業遺産の保存活用。わたしもどこかで関われればと思っています。