日曜日に「溝渕興業」で開催された美術展へ行ってきました。
“おや、そんなギャラリーは聞いたことがないなぁ。”
“ギャラリーにしてはヘンな名前だなぁ”
と思われるでしょう。
それもそのとおりここはもともと自動車整備工場なのです。
すでに廃業して解体が決まっているこの自動車工場を
アーティストに解放して自由に使ってもらおうというこのイベント、
どうせ壊されるものなので、ということで
インスタレーション系の作品が特に目に付きました。
中には近所の子供たちが参加した作品もあって
アーティストの熱気と作品作りに参加する
子供たちのほのぼの感で学園祭のように
楽しく活気に満ち溢れた美術展でした。
先月見学に行った美章園温泉と違って
この町工場には最後に光り輝く機会が与えられました。
たしかにこの建物には歴史的価値はありませんが、
多くの人たちの心の中に最後の姿が
刻み付けられたことでしょう。
参考)「現場で考える 閉鎖間近の工場の一花」
http://mainichi.jp/select/opinion/newsup/news/20080305ddn005040051000c.html
▼会場の様子
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