2008年3月12日水曜日

「溝渕興業」で開催された美術展へ行ってきました


日曜日に「溝渕興業」で開催された美術展へ行ってきました。

“おや、そんなギャラリーは聞いたことがないなぁ。”
“ギャラリーにしてはヘンな名前だなぁ”
と思われるでしょう。
それもそのとおりここはもともと自動車整備工場なのです。



すでに廃業して解体が決まっているこの自動車工場を
アーティストに解放して自由に使ってもらおうというこのイベント、
どうせ壊されるものなので、ということで
インスタレーション系の作品が特に目に付きました。

中には近所の子供たちが参加した作品もあって
アーティストの熱気と作品作りに参加する
子供たちのほのぼの感で学園祭のように
楽しく活気に満ち溢れた美術展でした。



先月見学に行った美章園温泉と違って
この町工場には最後に光り輝く機会が与えられました。
たしかにこの建物には歴史的価値はありませんが、
多くの人たちの心の中に最後の姿が
刻み付けられたことでしょう。

参考)「現場で考える 閉鎖間近の工場の一花」
http://mainichi.jp/select/opinion/newsup/news/20080305ddn005040051000c.html

▼会場の様子


▼ブログランキングに参加しています。下の二つのバナーを各々クリックしていただけると大喜びします。
にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ 
高槻市の建築家 吉永健一の設計事務所/吉永建築デザインスタジオはこちら