▲会場の中に立てられたテントの中で語る小山田徹さん
アートスペースinお寺という感じの應典院へ。
築港ARC月例トークサロンに参加。
ゲストはダムタイプの舞台美術を手がけていた小山田徹さん。
最近凝っているという洞窟探検と共用空間づくりから
減災のお話をしていただきました。
洞窟探検では危険を回避するスキルとともに
同行者が危険に及んだ時に助けてあげられる力の余裕を持っていることが
求められるのだそうです。キーワードは自己責任と役割分担。
これは共用空間づくりでも重要なポイントで
私が設計を手がけたCommon Cafeなど
うまく運営されている共用空間はそのあたりの締め方と
活動の自由度のバランスがとてもうまく取れている。
“共用空間をつくりたいので相談にのって欲しい”という
お話がたまに来ますが、その多くは共用空間という言葉が持つアットホームさに
甘えてしまっているような気がします。そして結局続かない。
共用空間=自由空間ではなく
共用空間=自己責任空間なのです。
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