2009年1月26日月曜日

【月曜コラム:けんちくのうんちく】「築き」と「気づき」 その1

最近、相談に見えられる方の中には
ご自身でCGを使って
間取りを書いてこられる方がいます。
これがまた“ご自身で設計されてはどうですか?”と
言いたくなるくらいの出来。

この方のようにデザインなど目に見えるところは
施主ご自身である程度できてしまうとなると
わたしたち設計事務所の存在意義って何?
ということになります。

ある人はそれを建築士という資格に期待するでしょうが、
工務店やハウスメーカーにも建築士はいます。

またある人は工事を第三者の目で見てもらえるという点に
期待するでしょうが、設計事務所以外でも
これを仕事にしている審査会社はあります。

このあたりをキチンと整理できていないと
設計事務所というのは数多くの職能が期待される半面
何をしているのか、何が得意なのか世の中から
理解されない可能性が大いにあります。

施主にも工務店にもハウスメーカーにも出来ない
設計事務所独自の職能。
そして、その職能を発揮して出来ること。

これから数週間、コラム建築のうんちくでは
吉永建築デザインスタジオが考える
設計事務所の職能について書いていきたいと思います。

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