今週は3:ひとつのかたちにリアライズする
についてお話しましょう。
建て主様からのご要望の中には部屋数のように具体的なものから
“ホッとする感じ”“アクティビティーを誘発するようなインテリア”など
抽象的なものも少なくありません。
言葉で言うのは簡単ですがそれを実現するためには
抽象的な言葉のままで置いておくわけにはいかず
図面という形で明文(明図?)化しなければなりません。
ルイスカーンという建築家は次のように述べています。
建築とは計り知れないものから始まって
計り知れるものを通って
計り知れないものにならなければならない
“安らぎ感”や“高揚感”などを数値化する、
リアライズする能力が建築家には身についているのです。
次週に続く。
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