旧甲子園ホテル甲子園会館へ
「甲子園の歴史と文化を守り育てる会」シンポジウムに参加してきました。
現在“甲子園”といえば甲子園球場を思い浮かべてしまいますが
その汗臭い印象とはまったく対照的に
そもそもの甲子園は風光明媚な景観を楽しむ高級リゾート地でした。
そして甲子園ホテルは「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」と呼ばれ
海外からの来賓も訪れる国際リゾートホテルでした。
トークゲストの武庫川女子大准教授三宅氏から
甲子園ホテルのトリビアが数々と語られましたが、
最も印象的だったのは
「すばらしい都市には必ずその中心となるホテルが必要である」という言葉。
ホテルというと外からの人が一時泊まるものと思いがちですが
日常的に地域の中心として必要だという考え方はおもしろい。
たしかに地方のホテルでは地元の人も気軽に参加できる
プログラムを増やしていますね。
他にも「六甲おろし」の秘密話あり
バロック音楽&ダンスあり盛りだくさんの会でした。
年に数回イベントを開催しているようですので
特に阪神間にお住まいの方、参加されてはいかがでしょう。
地元に住む人自身が地域のことを知ることはとても重要ですよ。
甲子園の歴史と文化を守り育てる会
参考)トークショーの様子
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