使われている例をしばしば見かけます。
吉永建築デザインスタジオではT団地のSOHOで採用しました。
そもそも業務用として使うものですから
実用的、丈夫で、
ごたごたとオプションがついておらず
無駄なデザインがされていない。
ということでローコストやシンプルさを求める方には
ぴったりのキッチンです。
一方、気をつけないといけないのは
キッチンカウンターの水を流すために
わずかにつけられている傾斜が
家庭のそれとは逆であることです。
家庭用のキッチンではシンクのほうに水が流れるように
傾斜がつけられていますが、業務用は逆に外側に流すように
傾斜がつけられています。
プロの厨房では水をザーッと流す前提で床が作られているので
それで問題ないのですが、一般家庭ではそれはまずい。
厨房用キッチンをご家庭で採用されるときは
・水を流しても問題ない床にしておく
か
・外に水が流れないように普段から注意して使う
のどちらかが必要なのです。
ちなみにT団地のSOHOでは建て主様に後者をご理解いただいた上
床を水に強いコルクタイルにすることで前者にも配慮して
採用しています。
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