2010年3月11日木曜日

けんちく知識の木曜日:調湿建材にも限界がある

洛西ニュータウンの団地リノベーションでは
外気に面する壁に新たに断熱材を取り付けます。
現状のままでは壁の結露がひどいためです。
また、窓にはその内側にインナーサッシを取り付けます
これも窓の結露を抑えるためです。

実は現況の壁にはすでに珪藻土は塗られていました。
珪藻土と言うと“湿気を吸う”イメージがありますが
それにも限界があり、度を越えると結露します。
これは漆喰など調湿効果があると
言われている建材すべてに当てはまることでしょう。

窓、壁の結露については断熱をキチンとすること、
これが根本的な解決方法です。


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