ここで何か事故があったら日本の建築界はどうなるんだ?ってくらい
日本のリノベーション界のそうそうたる面々が集結。
テーマは「ものづくり発ものがたり行き」。
私も含めて20人近い方々が
自分の考えをプレゼンテーションしましたが
方法は違えども次のようなことは共通していました。
それは
リノベーションには既存の建物にこめられた物語を生かし
また未来に向かって物語を生み出すことができる!
ということでした。
それは安易なリフォーム業者が行う
ただきれいにかっこよくするだけのリノベーションとは一線を画す発想。
その建物だけでなくその周辺のまちや人もうきうきとさせる手段。
そして新築の場合にも有効な発想です。
むしろすべての建築はリノベーションであると言えるのかもしれません。
わたしがお話させていただいたのは
キョート*ダンメンロシュツと
プロジェクトDでの団地啓蒙活動についてでした。
どちらも具体的に建物を工事しているわけではないけれども
町家の壊れた跡やネガティブに捉えられがちな団地の
見方をかえることであたかもリノベーションしたかのように
その価値を変えてしまえる。
そしてこの方法はまだ社会的に価値が認められていない
建物の保存活用にも使えるのではないか、
というお話をしてきました。
リノベーションシンポジウム@大阪でのプレゼンテーション |
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