昨日のブログで旧公団のよさを伝え続けるお話をしました。
私も関わっている
団地啓蒙チームプロジェクトDは
まさにこの公団団地をはじめとする高度成長期の団地や社宅のよさを
再評価する活動を2007年より続けています。
団地啓蒙チーム「プロジェクトD」は団地の再評価・再活用のため、
その魅力を広く社会に知らしめる活動を行うことを目的として、
全国団地愛好家のカリスマたち数名によって2007年結成されました。
おりしも各メディアが“団地”を取り上げ始めた時期。
プロジェクトDはメディアの団地特集への出演・取材協力、
写真集の出版、DVDの監修協力、「団地BAR」の運営、
『ダンパク~大団地博覧会』をはじめ団地イベント開催など、
ブームと中心になって活動してきました。
「プロジェクトD」のミッション、それは
“団地を一過的なブームから継続的な「文化」にする”こと。
例えば現在の京町家がそうであるように、その魅力と価値が社会的に認知され、
「旧公団の団地は住環境として素晴らしい。今となっては同じものがつくりえない。
そんな団地をあなたは建て替えますか?それとも活かしますか?」
という問いが必ずなされるようになること。
その日がくるまで「プロジェクトD」は啓蒙活動を続けていきます。
ブログ:プロジェクトD(団地情報総合サイト)
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