2010年5月3日月曜日

コラムの月曜日:日々の「景観予防、建物予防」

こんにちは。吉永建築デザインスタジオの吉永です。
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今月発売の建築ジャーナル5月号の特集は
景観問題を中心としたまちづくりの話が話題となっています。

どうも建物の保存や景観破壊の話は手遅れ感が否めない。
先方は倫理的にいかがなものかということをしていても
現行法上の手続きはきちんと経た上でことを進めているとなると、
反対派は怒るとか嘆くとか感情に訴えるしかない。

建設側のやったもん勝ちと反対派の後手後手という
情けない構図を超えたところに景観や建物保存の
未来があるでしょう。

そこで私が考えてるのは「予防」という概念を
景観や建物保存にと入れられないかと言うことです。
風邪をひかないようにうがい・手洗い、栄養取ったり
睡眠きちんと取ったり。

日常的に小さいことを積み重ねて大病を防ぐ。
これと同じように景観や建物保存もできないかと。

一番簡単なのは素直に自分がいいと思う景観や建築を
"これいい!"と大きな声でしゃべること。それが
世の中には認められていないものでも、
ホンの日常的で些細な風景だとしても
破壊されるのは一瞬で
そのときが来るまで大抵は知らされない。

だからこそ日々の「景観予防、建物予防」は大事なのです。

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