吉永建築デザインスタジオの吉永です。
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先日“えっ！”となるニュースが飛び込んできました。
橋下市長らが中之島図書館廃止へ
えー、取り壊しか？！とは早合点で
図書館機能は廃止で建物自体は残し別の用途で活用する、
ということのようです。
あのステキな建物は残るのでとりあえずホッとするとして
あのステキな建物の中で本に触れる楽しみは無くなるのだな
と思うと残念ではありますが。
一方、府と市の二重行政解消の観点から考えると
市立図書館、府立図書館どちらかあればいい
という考え方もあるし、また古い建物だけに
図書館の実情に合ってないのではないか
という意見もあるので“純粋に図書館”の話であれば
廃止→用途転用はあり得る話です。
もちろんあの場所にあるのが便利で
たまらないという意見もあるでしょうし、
図書館たるあの雰囲気が無くなるのは残念だという意見はあります。
図書館機能が適切な箇所に移転され、
ステキな空間にふらっと入って本を読むという
知的に贅沢な経験が他の用途に転用されても
担保されるのであれば結果的にはいい提案になると
考えています。
そしてさらに大阪市役所を北ヤードに移転して
現庁舎を解体し、跡地を芝の広場にして
御堂筋から中之島図書館がきちんと見えるようにする。
日銀大阪支店と向かい合うようにする。
こうすると中之島の風景はとてもよくなるのだけど、
と考えるのはやりすぎでしょうか。
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