2008年11月19日水曜日

【建築家の思わぬ職能】『大リーグ養成ギブス』効果


▲けんちくの手帖プロジェクト~architects’ BAR けんちく本つくりたい人集まれvol17

興味深いけんちく本の著者を招いてお酒片手にお話をうかがうトークショー
「けんちくの手帖プロジェクト~architects’ BAR けんちく本つくりたい人集まれ」を開催しました。
このイベントも今回でいよいよ5年目に突入です。



今回のゲストの西田司さんは5年目の一発目を飾るにふさわしいゲストで、
本職の建築の設計以外の出版やまちづくりなどをお話いただきました。
同じようなスタンスを目指している私としては参考になるお話満載。

そのどれもこれも意欲的で面白いプロジェクトばかりですが、
その見事さは西田さんが「建築」の仕事をしていることに
起因しているのではと思います。

世の中の雑多なものをひとつの形にまとめ上げる、
調整でもなく妥協でもなく全く新しいかたちで。
それは建築家が持っている職能のひとつではないかと。



そう話を振ると「いやいや建築家にはそんな能力なんてない」と否定されたけど、
いやいや潜在的に建築家はみんなその力を持っているんじゃないかな。
星飛雄馬が大リーグ養成ギブスでいつの間にか右手も鍛えられていたように、
建築家も自然と鍛えられているのではないか。

「そんな能力なんてない」と考えてしまうのは
ただ“右手で投げたことがない”だけなのかもしれない。
太字
ならば“できない”と思い込むより、とりあえず投げてみる。
意外と早い球が投げられるかもしれない。

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