吉永建築デザインスタジオのハード、ソフト両面のノウハウを持って
建築のリノベーションをサポートしていきます
と書きました。
今日はその実例、団地のケースを紹介しましょう。
まずはハードのリノベーション
長岡京の団地SOHO
築40年の団地をSOHO=事務所+住居に改装したリノベーションです。
元の間取りの風通しのよさを考慮し部屋の位置は変えませんでした。
一方、ほとんどが6畳だった部屋の広さを
オフィスは12畳、寝室は4畳と用途に応じて変更。
加えて一部床高をあげることで部屋ごとに
大/小、高/低のメリハリをつけ加え、
工業デザイナーである施主の仕事内容や趣味の模型作りと料理、
そしてなにげない日常生活を楽しめるように設えなおしました。
そしてソフトのリノベーション
プロジェクトD
残念ながら社会が団地に持つイメージはあまりよくありません。
これではたとえ長岡京の団地SOHOのようにハードを
リノベーションしたとしてもニーズが生まれず意味がありません。
そこで、団地の魅力を広く社会に知らしめる活動を行うことを目的として、
全国の団地愛好家たちとともに団地啓蒙チームプロジェクトDを結成しました。
テレビや雑誌などメディアの団地特集への出演・取材協力、
写真集の出版、DVDの監修協力、
「団地BAR」の運営、
『ダンパク』をはじめとする団地イベント開催などを行い、
2007年には団地ブームを起こすなど
団地の魅力は世に少しづつ浸透しつつあります。
現在は団地の大元、UR都市機構や
千里ニュータウンを抱える吹田市の協力の元
『団地をブームから文化へ』とする活動を進めています。
UR都市機構だけで77万戸の住宅を持っています。
新築からリノベーションに移行しつつある現在
団地は大きなマーケットです。このマーケットを
ハード面、ソフト面でリノベーションを進め
リバイタリゼーションする活動に吉永建築デザインスタジオは
特に力を入れていきます。
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