こんにちは。
吉永建築デザインスタジオの吉永です。
神戸芸術工科大学での石川初さんのレクチャーを
聴きに行ってきました。
まとめがtogetterにまとめられています↓
「20130724 石川初「地上へのまなざし」at 神戸芸術工科大学 #manazashi」
講義内容自体はそちらを読んでいただくとして
ざっと感想などを。
*
僕のモットーは
「この世におもしろくないものなどない
おもしろくない見方があるだけだ」
「いつもこころに“そもそも”を」なわけですが
石川さんのお話はまさにそんなお話の連続。
GPSロガーやGoogleEARTH、カシミール3Dそして
オンライン上に公開されているマッピングデータを
駆使することで私たちの住んでいる町の成り立ちや
自分たちが地面の上でどのように暮しているかが
あぶり出されていくさまは痛快。
繰り返されるだけの退屈な日常も
10年間記録を撮り続けてみれば面白さが見えてくる。
なにげなく成り立っている町も複数のマッピングデータを
重ね合わせると壮大な物語が見えてくる。
身の回りについてセンシティブであれば
深く広く世界が見えてくることを再確認しました。
*
そしてそのためのツールとしてGPSロガーは
普段グータラであってもセンシティブでいられる
魔法のガジェットだと思います。
一台いかがでしょうか?
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