▲ビニールクロスの下にはオリジナルの漆喰が!
市街地住宅の部屋は
壁はしっくい(現在は残念ながらビニールクロスがその上に張られています)、
床は無垢のフローリングで仕上げられています。
浴室も細かいタイルで仕上げられています。
▼押入れの中にはオリジナルの漆喰壁が残っていました
▼今ではなかなかお目にかかれない無垢のフローリング
▼風呂はタイル張り
何れもいまでは高級な仕上げですが
現在では定番となっているビニールクロスや
システムフローリング、ユニットバスが
高級でまだまだ普及していなかった時代には
手作業で作ったもの、自然そのままの素材は
リーズナブルに使えた仕上げなのでした。
おかげで当時の市街地住宅は工夫の凝らされた間取りと合わせて
現在のデザイナーズマンションに匹敵するポテンシャルを持っています。
これを再活用しない手はない。
強くそう思います。
▼ブログランキングに参加しています。応援クリックよろしくお願いします。


高槻市の建築家 吉永健一の設計事務所/吉永建築デザインスタジオはこちら→