火曜日は吉永建築デザインスタジオが手がけた建築を紹介しています。
さて、ほぼ全国で梅雨入りとなりじめじめとした時期に突入しました。
吉永建築デザインスタジオでは予算に比較的余裕のある建築では
内装に調湿性のある塗装を使っています。
特に密閉性が高く
湿気がこもりがちな鉄筋コンクリートの
マンションや団地のリノベーションでは
必ず採用しています。
団地のリノベーションである「T団地のSOHO」では
チャフウォールというホタテの貝殻を使った塗装を使っていますが、
建て主さんによると
完成後は除湿機を回さなくても快適に過ごせているとのことでした。
他にもマンションのリノベーションの二軒、
「高槻市Fさんの家」では火山灰を原料としたビーナスコート
「大阪市Tさんの家」ではスイス製のしっくい、カルクウォール
を使っています。
これは気分の問題かもしれませんが
ビニールクロスを張った場合より何れも空気がきれいな気がしています。
ビニールクロスより3倍以上金額はかかりますが、効果は半永久的。
一生の問題ではあるのでちょっと奮発してみましょう。
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