2007年11月23日金曜日

【高槻】摂津峡カフェ試験営業(?)

こんにちは。
あらためて摂津峡の魅力に気がついたよしながです。

11/9のブログでも書いたとおり、
今、高槻の地元の方々数人と
摂津峡をもっと楽しむための仕掛け作りをしています。
その一つとして摂津峡でおいしいコーヒーを飲む
「摂津峡カフェ」というものをコーヒー豆のブレンドから
カフェ用の折りたたみ家具までセットにして
考えようとしています。

それにはつべこべ言わず摂津峡にいってみるのが一番だ!
ということで摂津峡チェアの試作品とコーヒーセット片手に
紅葉もぼちぼち見ごろの摂津峡をゆるゆると散策。

あちらこちらにたたずめる場所があって、
ここもいいなあそこもいいなあ。

とりあえず休業の茶店の店先をカウンターにみたてて
試験営業(?)してみましたよ。

▼散策の様子


▼摂津峡の場所

拡大地図を表示

2007年11月22日木曜日

◆伊賀のミニコテージ
(穂積製材所プロジェクト吉永建築デザインスタジオ棟)

学生たちと作る、光と風と人が集うコテージ


休業中の製材所を木工教室など教育や交流の場として再生する
プロジェクト…穂積製材所プロジェクト [ホヅプロ]のために、デザイン
した休憩小屋。籠のような構造から光と風が通り抜ける。

【そのほかの画像↓】


【完成動画↓】


【学生たちによる施工作業動画↓】
2日目
3日目
4日目
5日目

【穂積製材所プロジェクト [ホヅプロ]】
-三重県伊賀市島ヶ原の製材所(穂積製材所)を「ものづくり教室」や、
建築家やプロダクトデザイナー、アーティストを招いてのレクチャーなどを行う場として再活用するプロジェクト


大きな地図で見る

2007年11月21日水曜日

穂積製材所プロジェクト 吉永は休憩小屋を設計中です

■週刊 けんちくのうんちく…所長吉永のコラム(ほぼ月曜午後に更新)

建築は使われてナンボ。よき建築は使って残す。その4

8月より伊賀市島ヶ原の製材所再活用プロジェクト…穂積製材所プロジェクト 【ホヅプロ】 に参加しています。

現在休業中の製材所を木工教室など教育や交流の場として再生するプロジェクトです。吉永建築デザインスタジオはその中に建てる休憩小屋を設計しています。

しばらく倉庫としてしか使われていなかった空間がここ数ヶ月、再活用に向けて作業する学生たちのおかげでとても活気に満ち溢れた場に変わっています。在庫の木材も活用され、製材の機械も現役に復帰して木材を黙々と切り出しています。オーナーの穂積さんもニコニコ顔。建築が使われると言うことはこんなに人や場所を元気に変えていくことができるのだ、とあらためて実感することができました。

そんなホヅプロを今週末たずねます。当事務所で設計した小屋仕上げに行く予定。他の設計事務所が担当した小屋の工事のずいぶん進んでいるとのことでとても楽しみです。

2007年11月12日月曜日

昭和の幻を懐かしの団地に探す

■週刊 けんちくのうんちく…所長吉永のコラム(ほぼ月曜午後に更新)

建築は使われてナンボ。よき建築は使って残す。その3

先日、TBSの「NEWS23」にてわたくしたちプロジェクトD(※)が取材に協力した団地をテーマにした特集「昭和の幻を懐かしの団地に探す」が放映されました。

団地に興味を持つ若者が増えているということと、一方で住民の高齢化が進む団地での孤独死の問題が取り上げられていました。

団地好きな、イマドキの人たちが団地に集うようになる、あるいは住むようになる、すなわち“使うようになる”ことになれば団地は昔のように賑わいを見せるでしょう。その活性化のなかに高齢者が参加していけば報道されているような問題は解決されていくはずです。

このことについては残念ながら番組では触れていなかったのですが、十分可能性のある話だと私たちは考えています。

※プロジェクトD:団地のよさと再活用を啓蒙する研究チーム

【DJ】カフェ「太陽の塔」でのCommon Club Cafe

こんにちは。

月に一回DJに変身するよしながです。

中崎町のカフェにて月一で行われるDJイベント
『Common Club Cafe』にDJとして参加してきました。

今回は会場をいつものCommon Cafeから
カフェ太陽の塔
移してのCommon Club Cafe。違う場所なので選曲もいつもと違えて
電子音なしのラテン系で固めてみましたよ。
------------------------------------------------------------
Happy Brasilia / Last, James
Tong poo / Señor Coconut
El Rey De Las Gallet As / Señor Coconut
Libre / Elena Elena
Guantanamera / Perez Prado
Light My Fire / Edumund Ros
Summer Samba / Walter Wanderley
Zulu's / Mr Bongo
Calypso Blues / Willie Rosario
Airto / Samba de Flora
O Barquinho / Elis Regina
Tour De France / Señor Coconut
Firecracker / Señor Coconut
------------------------------------------------------------
今回の選曲からお勧めCDを3枚


Yellow Fever/ Señor Coconut
YMOのラテンカバー
YMOを知り尽くしたSeñor Coconutの
ツボを押さえたアレンジが心憎い





Elis Regina in London / Elis Regina
オケとの打ち合せなしの一発録音の緊張感が
生んだブラジルのディーヴァElis Regina最高にして奇跡の一枚
一曲目からもうノックアウト





Talkin' Verve: Walter Wanderley / Walter Wanderley
ジャズオルガンプレイヤーWalter Wanderleyのベスト盤
淡々としたドライブ感がここちよい





2007年11月10日土曜日

高槻芥川商店街のコーヒー豆屋「マウンテン」さんの場所

先ほどの記事にあった「マウンテン」さんの場所の紹介をしておきますね。

コーヒー紅茶専門店マウンテン
大阪府高槻市芥川町2-8-21
tel&fax 072-681-2351


拡大地図を表示


マウンテン通信
http://happymountain.blog70.fc2.com/
というblogも更新されています。

2007年11月9日金曜日

【高槻】摂津峡テーブルを考えています

こんにちは。

高校のときはチャリで
よく摂津峡に行っていたよしながです。

今、高槻の地元の方々数人と
摂津峡をもっと楽しむための仕掛け作りをしています。
その一環として、摂津峡を楽しむための商品
摂津峡をイメージさせる商品の開発を行っています。

例えば摂津峡のほとりで飲むのにぴったりの
摂津峡ブレンド”“摂津峡ハーブティー
をすでに高槻芥川商店街のコーヒー豆屋
マウンテン」さんらの協力で商品化。

そして、吉永建築デザインスタジオでは
このコーヒーやハーブティーを外で楽しむための
テーブル…「摂津峡テーブル」のデザインを
デザイン事務所のitem-s designと共同で進めています。

軽くて折りたためばコンパクトになるテーブル。
それでいてキャンプ用具ぽくないスタイリッシュな
折りたたみテーブル。そんな線でデザインを進めています。

2007年11月8日木曜日

【展覧会】「100%DESIGN」

こんにちは。

月一でDJもしているよしながです。

東京へ、デザイン見本市「100%DESIGN」を観に行って来ました。

売り出し中のデザイナーや新製品を開発したメーカーが
一坪ほどの大きさのブースを借りて自らのプロダクトを展示するイベント。
“売り出そう!”というやる気満々の雰囲気が各ブースから発せられていました。

ひとつ感じたのは
“ブース展示は文房具など手に乗るような小さなプロダクトはいいけど、
それなりに広い空間がともなわないと活きてこない家具や照明などには
つらい”ということ。もし出展ありきの参加ならば、ブースに合わせた
プロダクトを展示用に考えた方が有意義かもしれない、と感じました。
家具だったら茶室のような空間に置く家具とか…。
片手で操作できる計算機YUEN’TO/MOBILE CALCULATOR
一番欲しいと感じたのはそのためか?
自分も将来出品するようなことがあれば気をつけよう。


外ではちょうど大沢伸一のDJライブが。
それほど面白い展示が他になかったので残りの時間は
彼のプレイにあわせて踊り狂っておりました。

【取材】某おしゃれ雑誌で大山顕さんらと団地対談


こんにちは

おしゃれ建築家への仲間入り間近のよしながです。


某おしゃれ建築雑誌の企画で
住宅都市整理公団の大山顕さん、
「団地界の勝ち組」の小林良さん
そしてぼくとで団地リノべーション対談。

団地マニア界の双璧との5時間あまりの団地バトル。
そのすばらしい内容は1月発売の某誌を読んでいただければというところだが、
なにしろ5時間分だ。ほとんどカットされると思われ。MOTTAINAI。

それでは補足を…といきたいところだがなにしろ5時間分だ。ご容赦いただきたい。

“団地とはいったい何なのか?”
その存在に切り込むすばらしい対談だったとだけ記しておこう。


*対談の合間に雑誌用の写真撮影。
対談者紹介用にバンドのジャケ写のような写真を撮られました。
ちなみにカメラマンは「MOD EAST モッド イースト」の写真を撮った
伊藤愼一さん。
掲載の暁には“お前ら何様だ”と笑ってくださいませ。

*画像は対談場所となった小林さん宅のガラス張りの
風呂からの眺めを楽しむ、ぽむ企画の平塚さん。
平塚さんのおかげで今回の企画が生まれました。
ありがとう。

そして5時間分のテープ起しおつかれさまです。

2007年11月6日火曜日

【TV出演】団地の神様が与えた試練とチャンス

こんにちは

団地の行く末を案じているよしながです。

先日お知らせしたニュース23での団地特集
団地マニアの中では評判が悪うございました。

MBSのときに比べて、団地そのものというより社会問題的側面に
ウェイトを置いて編集されていたということもあるのだけど、
団地マニアがなぜ団地に惹かれているのか、
団地マニアは団地に対してどういう思いを持っているのか、
を誤解しているともとれる内容だったから。

少なくとも団地マニアたちが団地に目を向けることは
ニュース23で取り上げた孤独死などの問題を
どちらかというと解決する方向で動いているはずだ。

それを誤解していると批判するのは簡単だけど、
実は それはぼくらの団地に対する思いがまだまだ世の中に
伝わっていないことの現われなのかもしれない。
逆に言えば伝わりさえすればもっとぼくらの団地への
愛情は世のひとびとに伝播していくだろう。

そういう意味ではぼくらがプロジェクトDという、
ネット活動から実社会へ飛び出して
団地の魅力を世の伝えるチャンネルを
つくったのは実にいいタイミングだった。

これは団地の神様がぼくらに与えた試練とチャンスかもしれない。


船場建築夜話会

■週刊 けんちくのうんちく…所長吉永のコラム(ほぼ月曜午後に更新)

建築は使われてナンボ。よき建築は使って残す。その2

先日、大阪の歴史的価値の高い戦前の建築を残したいという思いのある有志たちを集め、「船場建築夜話会」なるものを立ち上げました。

古くて価値のある建物の価値を訴えることで保存を進める活動に加え、ここ数年建物を誰かに活用してもらうことで残すという動きが盛んになってきました。

では誰かに使ってもらうにはどうしたらいいだろうということが次に議論のネタになるのですが、そんなことで悩むより前に、つべこべ言わずに建築サロンとして自分たちで使ってしまおうというのがこの会の趣旨です。

そのプレミーティングと行われた第0回では橋爪紳也氏の薀蓄深しの大阪近代建築のレクチャーや、タパスを楽しみながらの意見交換をおこない実に濃く充実した時間をすごしました。

考えてばかりいないでとりあえず、試しに使ってみる。そんなことが建築の保存・活用にも必要なのです。