息子はmajakkaさんに無垢の木で作ってもらった椅子に座っています。
体が大きくなってちょっと座りづらそうだなと思ったら高さを調整してもらっています。
これが1歳の時↓
そして3歳、背が伸びたおかげでご飯が食べづらそうにしていたので座面をさげることに。
椅子の脚を切って調整してもらいました。
ご覧の通りばっちりの高さで喜んでいます。
最終的には手すりを取って高さをグッと下げて大人が座れる椅子になります。
たびたび買い替えるより安いし、
何より思い出が刻み込まれたものを長く使い続けるのはいいことです。
そんなことを身をもって息子に感じてもらえたらと思っています。
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これが木の良いところで、
切ったり削ったり容易に調整することで長く使い続けられるのです。
中古のマンションを年に何軒も見ますが大抵が複合フローリングです。
表面が大きく傷ついていたり剥がれていたりする状態を直そうとするともう張り替えるしかありません。
当時のフローリングは大抵廃番になっているので部分的に張り替えるとつぎはぎになる。
ということで全面張替えで結構なお金がかかります。
無垢のフローリングであれば表面が傷ついても表面を削れば
元の美しい木肌が現れてきます。
表面だけ木の装いをしたフローリングではできない芸当です。
そういう思いから吉永建築デザインスタジオでは予算の許す限り
フローリングは無垢を使うようにしています。
団地のリノベーション、しんかな団地リペアでは
築半世紀を超えた団地をさらにもう半世紀使い続けるために
フローリングは無垢、建具は木製にしています。