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2021年3月25日木曜日

チェッカーガラス|団地らしくリノベするために選ぶべき部品と素材5

以前当ブログにて「団地らしく」改装するために残したいものとして型板ガラスを紹介しました


向こうがゆらゆらと見えるユニークな型板ガラスは生産終了になっていることが多い。無傷で残っているなら転用できますが、傷んでいたり大きさが合わなかったりした場合はチェッカーガラスを採用するとよいでしょう。



チェッカーガラスも型板ガラスの一つですが現在でも流通しています。昆虫の複眼のように向こうが見えたり光が反射する様子はとてもきれいです。扉を開け閉めしたり、向こうを人が通ったりするときの見え方はすりガラスでは得られない体験です。




2021年3月20日土曜日

取っ手|団地らしくリノベするために選ぶべき部品と素材4

「団地らしく」にこだわるのであれば扉の取っ手にもこだわりたいところです。室内扉であれば既設のものでも十分つかえますが傷んでいたり、扉の付け替え・新設を行う場合は新たに購入することになります。どんな取っ手を選べば団地らしくなるのでしょうか。 


団地が数多く建てられた時代にレバーハンドルは一般的ではなく丸い取っ手のものが主流でした。団地らしくということなら開き戸の取っ手は丸い形のものを選ぶとよいでしょう。ステンレスのものなら一般の建具メーカーで手に入ります。


初期の真鍮製の丸取っ手を再現したいならアンティーク調の取っ手を扱っているメーカーから探すとよいでしょう。


家具や物入の簡易な取っ手には敢えてビスが見えるタイプを選ぶとより団地っぽくなります。こちらはアンティーク系の金物を扱うメーカーから探す方がしっくりくるものが選びやすいでしょう。毎日手で触れるものですから実店舗でデザインや質感を確かめて選ぶことをお勧めします。

アンティーク金物でうっかり洋館っぽいものを選ぶと団地らしさがでなくなるので注意が必要です。私がよく参考にしているのはBOLTS HARDWARE STOREが扱っている製品です。アンティークだけどモダンの方向に振れているので団地っぽくしたいなら間違いありません。






2021年3月11日木曜日

フローリング|団地らしくリノベするために選ぶべき部品と素材3

団地らしくリノベするために床は無垢のフローリングを選ぶといいでしょう。


団地の床材というと塩ビシートなど人工的なものを想像しがちですが、団地が生まれた昭和30年代はまだ工業製品がないもしくは高価であったため、むしろ手作りの材料が多く使われました。窓は木製サッシ、壁は左官塗そして床は無垢のフローリングです。



今では合板の表面に木の模様をあしらったシステムフローリングが安価で取り扱いが楽なので一般的ですが、当時はまだ販売されていなかったため無垢フローリングの方が一般的でした。古い団地の床の塩ビシートをはがすと下から無垢のフローリングが顔を出すこともしばしば。キッチンでは汚れが取りにくい無垢フローリングは敬遠されたのでしょう。後に高級な仕上げになることを知らず…。



しんかな団地リペアではクリとサクラの無垢フローリングを使いました。コストはかかりますがシステムフローリングに比べて仕上がった時の温かみのある空気感、歩き心地、リッチさは比べようもありません。また、システムフローリングは表面が大きく痛むと張り替えるしかありませんが、無垢フローリングは表面をサンドペーパーや薄く鉋をかけると元通りに戻ります。10年20年30年と長い目で見るとランニングコストは無垢の方がお得なのです。何より使い込んでいくうちに何とも言えない味が出るのは魅力です。















2021年3月4日木曜日

水栓、洗面器|団地らしくリノベするために選ぶべき部品と素材2

「いい団地だから、なおして暮らす」のコンセプトでデザインしたしんかな団地リペアでは、オリジナルにフィットした部品・素材選びを行いました。今回は水栓と洗面器の話。


毎日に使う水栓ですからしっかり団地テイストのものを選びたいところですが、これが意外に難しい。モダン過ぎずクラシック過ぎないその中間のところは最も製品が少ないのです。特にシングルレーバー混合水栓は悩みます。しんかな団地リペアではマチルダ・フォーセットのMACVF02-BNを選びました。マチルダは日本製のヨーロピアンアンティーク水栓ブランドですが意外と団地にも似合います。

参考|マチルダ・フォーセット

レバー水栓にこだわらなければLIXILでいかにも団地の時代に使われたかわいい水栓がまだ販売されています。団地テイストにこだわるならばベストチョイスです。


洗面器はTOTOのL250Cをよく使います。形がいかにも昔の洗面器って感じの質実剛健感がありますし、歯ブラシやハンドウォッシュがちょうどおける程度の平場があるので使い勝手は良いです。ボウルの周りがちょっと立ち上がっているので掃除のときに水が周りに落ちることも少ないのも地味に助かります。








2021年2月25日木曜日

スイッチコンセントプレート|団地らしくリノベするために選ぶべき部品と素材1

 先週まで数回にわたって「団地らしく」改装するために残しておきたいもの部品や素材についてお話してきました。そうはしたいけど痛みすぎていたり、性能的に使えなくなっているため残念ながら取り替えなければならないこともあります。そんな場合は現在販売されている中から「団地らしい」テイストのものと交換するとよいでしょう。



「いい団地だから、なおして暮らす」のコンセプトでデザインしたしんかな団地リペアでは、オリジナルにフィットした部品・素材選びを行いました。参考に例を数週にわたってご紹介しましょう。その一つ目はコンセントスイッチプレートです。



毎日手で触れ、つねに視界に入るものだからこそ、スイッチはインテリアに馴染むものを探しました。40年前のデザインに近い、アメリカンスイッチを見つけた時は「これでこのリペアはバッチリだ」と思うほど。”カチッ”と鳴る手応えも格別です。しんかな団地リペアではアイボリーのプレートに黒いスイッチの組み合わせて竣工当時よく使われた松下電工のスイッチプレートを再現しました。



アメリカンスイッチはアンティーク系を扱うDIYショップやネット通販で手に入りますが、電話やテレビのアウトレットやアース付きのコンセントに対応していないものあるの注意が必要です。最近Panasonic(旧松下電工)も同様なデザインのスイッチプレートを販売し始めました。こちらなら各種コンセントに対応しています。デザイン的に違和感がないのならこちらを採用した方するとよいでしょう。


参考|

アメリカンスイッチ(toolbox)


クラシックシリーズ タンブラスイッチ(Panasonic)