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2022年5月26日木曜日

団地リノベで和室のテイストを残しながらスマートに仕上る方法

団地にはやはり和室が欲しいけどベタな和室にはしたくないという方は少なくないと思います。和室のテイストを残しながらスマートに仕上る方法を紹介しましょう。

以下の2点を行えばOKです。

1:畳を縁なしの正方形畳にする

2:木地が出ているところを白く塗りこめる

この2点を行うだけで和室の温かみを残しながら重々しさがないさわやかなインテリアとなります。畳は種類が多いダイケン畳 健やかくんがおすすめです。


before

after

建具を襖以外に替えるのも効果的です。取り替える予算がないときは思い切って襖無しにするのも手です。





2022年5月19日木曜日

団地を在宅ワークスペースにリノベーション

在宅勤務を選ぶ人が増えています。駅から遠いという立地の不利さは関係なくなるので、緑が多く商業施設・病院など利便施設が周囲にそろっている団地を自宅兼・仕事場に選ぶ方も増えているのではないでしょうか。分譲団地を買って仕事場にリノベーションするのもよいでしょう。一つ例を紹介しましょう。


長岡京の団地SOHO』では竹の台団地の一室を工業デザイナーのアトリエ兼自宅としてリノベーションしました。開放的で風通しの良い間取りをお客様は気に入っていましたが、そのままでは作業や来客に不便を感じていました。そこでオリジナルの間取りを活かしつつ部屋の大小や段差の取り方を工夫することにしました。

リノベーション前

リノベーション後

南側の続間の襖を取り払い12畳のオフィススペースとしました。作業用に図画工作室にあるような大きなテーブルを設えました。テーブルにはキャスターをつけレイアウトが変えられるようにしました。キャスターで床が傷つかないように弾力性のあるコルクタイルで床を仕上げました。

寝室と脱衣室は最低限の大きさに抑えその分ダイニングキッチンを広げ、来客にも使えるように設えました。寝室の扉は引き戸とし開け放てばオリジナルの開放的で風通しの良い空間を楽しむことができます。

寝室の壁面と床下にたっぷりと収納を設けました。プライベートに必要なものはすべてここに収め、表に出ないようにしています。




2021年1月7日木曜日

団地のよさを活かすためにリノベーションではなくリペアする

団地を購入してリノベーションすることが住まいづくりの選択肢として認知されつつあります。ただ残念なことに先行する事例の多くは、団地を「今の暮らし方や嗜好に合わないもの」とネガティブにとらえ、間取りや仕上げを刷新しています。その過程で団地がもともと持っている良さが失われているように感じます。

建物の持ち味を根底から捨て去ってしまうリノベーションは、「リノベーションの皮をかぶったスクラップ&ビルド」です。本来の意味でストックを活用するためには「悪いからなおす」でのはなく、「いいものだから使い続けたい」という感覚が必要です。

そこで吉永建築デザインスタジオが提案するのは新品のように取り繕うリフォームでもなく、がらりと作り変えてしまうリノベーションでもなく、よいところを生かして仕立て直す「リペア」という発想です。お気に入りの靴や着物を丁寧にリペアしながら使い続ける感覚です。

新金岡団地で取り組んだ『しんかな団地リペアプロジェクト』では、今の時代だからこそあえて「団地らしく」改装することを意識しました。間取りをなるべく替えず、仕上げや金具も使えるものはそのまま使い、痛んでいるものについてはオリジナルに近いものを選びました。

無垢材のフローリング、壁や天井のペンキ仕上げ、塗装仕上げの扉は、傷んでも塗りなおしたり削ったりすることで比較的手軽に補修ができます。少しずつ手直しをして、長い年月に積み重ねられた補修の跡は、年輪のように住まいの歴史を語るでしょう。完成してからも、住み手がリペアしながら住み続ける住まい。「いい団地だから、なおして暮らす」営みを長く続ける住まいになればと願います。

参考)






2020年8月10日月曜日

讀賣新聞「住まいるR」に高倉台団地暮らしのハコが紹介されました

 讀賣新聞「住まいるR」のコーナーに吉永建築デザインスタジオ/団地不動産が物件探しからリノベーションの設計工事監理までお手伝いしました高倉台団地のリノベーション「高倉台団暮しのハコ301」が紹介されました。なぜ高倉台団地を選んだのかからリノベーションでの工夫など書かれています。

参考|高倉台団地の暮しのハコ301



2020年5月5日火曜日

長期的にみると無垢のフローリングの方がお得

東大路高野住宅で進んでいるリノベーションに絡めて
今回は無垢のフローリングだからできる補修のお話し。


このお部屋は以前の住まい手によって、床が無垢のフローリングに改装されていました。
雰囲気がよいうえ状態も良かったのでそのまま使うことにしています。

以前の住まい手は床付きのコンセントをたくさん設けていましたが
いくつかは生活に邪魔になるので撤去することにしました。
取り外したままだと床に穴が開いてしまいますので、
穴周りのフローリングを剥がし、
新しいフローリングを張って補修しています。




写真では張りなおした箇所が目立って見えますが
ワックスをかけて日がたてば周りとなじんで気にならなくなります。

これは無垢のフローリングだからできる芸当です。
建材メーカーのシステムフローリングが
下の写真の様に部分的に傷んでいるときの補修はどうなるでしょう↓


建材メーカーは流行りに合わせて新製品を作る一方、
流行りが廃ると廃番にしていきます。
もし10年後、20年後に今回の様に部分的にフローリングを
張りなおそうとしても同じ柄のフローリングがないということになります。
元の柄が違えばどうやっても違いが目立ちます。
フローリングを全部張りなおすか、柄の違いを我慢するかしかありません。
部分的に張りなおすのと全部張りなおすのでは工事費が一桁変わります。
部分的に張り替えればいいのにそれではもったいないですよね。

無垢のフローリングならば、木は何十年と不変ですから
探せば違和感がない似た表情の製品を選ぶことができます。
着色も可能ですから周りと色目も合わせやすいです。
イニシャルコストとしてはシステムフローリングの方が安いですが
長期的にみると無垢のフローリングの方がお得であるということです。
この点からも長く住み継ぎたい家をつくるなら床は無垢のフローリングがおすすめです。



2020年4月26日日曜日

団地リノベでルナファーザーと塗装による壁仕上げ

東大路高野住宅でのリノベーション工事の様子です。

リビングと主寝室の間の引き戸が取り付けられました。
開いているところには作り付けの本棚が設置されます。



壁と天井の塗装が終わりました。
ルナファーザーの上に塗装を行っています。
改装前は少し黄色が入った白だったのですが
お客さんの好みに合わせてちょっぴりグレーが入った白に変えています。
色を変えるだけで住まい手が変わった感がグッと出てきます。

ルナファーザーは表面に凹凸があるので質感があっていいですね。
石膏ボードに塗装を塗るとのっぺらとした感じに仕上がったり
光の加減では刷毛の跡や斑が気になるのですがそれもありません。

また、ルナファーザーは再塗装が数回可能です。
今回のルナファーザーも以前の住まい手が張ったもので
その上に直接塗装をしています。
ビニールクロスより割高ですが塗り替えが効くので長期的にはお得と言えるでしょう。
手をかけながら末永く住み続けたい方には向いています。
予算があれば採用したい仕上げです。


参考)ルナファーザー ホームページ
ヨーロッパで100年以上にわたり愛用されているルナファーザーは、紙のパターンとお好きな色の組み合わせで、お部屋のインテリアを思いのままに演出できます。また、自然素材の持つ通気性や透湿性に優れ、結露やカビの発生を抑えます。
塗装には水性エマルションペイントを使用します。ご希望の製品・色が自由に選べます。メンテナンスやリフォームは、そのまま塗り重ねるだけでOK。もちろん、他の色に塗り替えも可能です。再塗装は7~8回程可能で、長期間にわたり張り替える事なく使用できます。そのため、従来の壁紙のように改装時の張り替えによるゴミの発生が無く、長期間にわたり廃棄物の減量に貢献します。


2020年4月19日日曜日

団地の間仕切りを変えて自分の暮らしにフィットさせる

東大路高野住宅でのリノベーション工事が進んでいます。

この改装では新たな住まい手の暮らし方にフィットするように
間仕切り壁に手を加えています。


リビングの様子です。半分に仕切ってもう一方を主寝室に改装します。
全面バチっと閉め切ってしまうと狭苦しいので可動間仕切りと本棚を設けます。
まずは小壁と可動間仕切り用のレールが取り付きました。




子供部屋の様子です。
二部屋隣り合って個室があるのですが一方がかなり広いので狭い方を広げます。
収納量が心もとないこともあるので作り付けの棚を間仕切りの代わりにする予定です。
そのために間仕切り壁を撤去しました。

2020年4月12日日曜日

東大路高野住宅を新たな住まい手に向けてカスタマイズする

京都市左京区の東大路高野住宅にて団地リノベーションの現場が始まりました。
画像を見るとすでに工事が進んでいるように見えますが工事はこれからです。
以前の住まい手が10年ほど前にリノベーションをしていたからです。


温かみのある内装でとてもいい雰囲気ですし
設備も入れ替えているのでそのままでも住める状態です。
でも、新たな住まい手の暮らし方とはちょっと違う。

だから「元の改装のいいところを生かしながら
新たな住まい手の暮らしにフィットとするようにカスタマイズする」
これが今回のリノベーションのミッションです。

2017年2月21日火曜日

団地リノベーション『竹の台団地の白い家』



竹の台団地にて設計を手がけておりましたリノベーション
『竹の台団地の白い家』が昨年11月に完成しました。

長岡京市、竹の台団地の改装です。
自由でシンプルな暮らしを望まれるお客さんの生活哲学に合わせて
石黒智子さんのキッチンを模したダイニングキッチンと、特に使い方を想定しない12畳のフリースペース、
そして小さな小部屋一つを用意しました。
そのために取り除ける間仕切りは全て撤去しました。

[改装前の写真]



[改装後]
ダイニングキッチンの写真です。キッチン周りは石黒智子さんご自宅のダイニングキッチンを
参考にデザインしました。
仕上がりやディテールも石黒さんのキッチンに近づけるため同じ業者に製作を依頼しました。


フリースペースと名づけている部屋の写真です。
中間にあった襖間仕切りを撤去して12畳の大広間としました。
床はナラの無垢フローリングにオスモカラーを塗布しました。


洗面周りです。
廊下に対してオープンにしています。
必要に応じてカーテンで仕切ることを想定しています。


一室だけ閉じた部屋を設けました。


どの部屋もはっきりと使い方を決めないまま設計を進めました。
住まい方は暮らしながら決めたいからというお客さんのご希望に沿ったものです。
これからどう住みこなしていくか、とても楽しみです。